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軒並み円安が進む。このあと、米系イベントが多数。
【為替】軒並み円安が進む。このあと、米系イベントが多数。
[概況]

18日午後の外国為替市場は、軒並み円安が進む値動きとなっている。米ドル円はじりじりと水準を上げ一時112.425円まで、その他、クロス円通貨ペアではユーロ円は一時132.200円まで、それぞれ本営業日の高値を更新する展開となった。
この値動きについて一部の市場関係者からは、北朝鮮リスクも一服感があるほか、主要な株価指数が上昇しており、投資家のリスク回避姿勢が後退していることが円を売る材料になったようだ。

この後の時間については、本日は米国関連のイベントが多い。米連邦公開市場委員会(FOMC)のたたき台となる米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される予定となっている。ハリケーンの影響などについて中西部における連銀見通しがどのようなものとなるか注目したい。

このほか、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁やカプラン・ダラス連銀総裁などが参加する討論会が開催される予定となっている。経済指標の発表については、9月米住宅着工件数(予想:118万件 前回:118万件)と9月米建設許可件数(予想:124.5万件 前回:127.2万件)などの発表が控えているものの、いずれも
8月の水準には到達しない見通しとなっている。

ただ、ハリケーンの影響などから織り込まれている可能性もあるため、大きく数値が解離しない限り動意は薄いことも予想されそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]
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