兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
高値圏でもみ合い
【市況】東京株式(後場寄り付き)=高値圏でもみ合い
【後場寄り付き概況】


6日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比318円66銭高の2万2625円14銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、19.79ポイント高の1572.12で始まった。
 
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。香港などアジアの主要市場で株価指数が上昇しており、東京株式市場も買いが優勢だ。
景気回復期待を背景とした中国・上海株や香港株の上昇が支援材料となっている。
前場で日経平均が大幅に上昇したことで、「後場はレバレッジ型上場投資信託(ETF)のポジション調整にからんだ先物買いが入るとの思惑が働きやすい」との声が聞かれた。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約128億円成立した。
 
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9626億円と閑散。売買高は5億4134万株だった。
 
個別銘柄では、東エレク、スクリン、SUMCO、アドバンテス、日立、レーザーテックなどが高い。トヨタ、日産自、日本製鉄、JALも上昇。キーエンスは切り返している。任天堂が締まり、ガンホーは大幅高。ソフトバンクG、ファーストリテが堅調で、サイバエジェ、日本通信は上伸している。
 
半面、中外薬、塩野義は安い。住友不、東急はさえない。国際帝石は弱含みもみ合い
 
個別企業の業績動向がやや軽視されているように感じるが、ここからは、個別企業の業績への目配りがより重要になりそうだ。
 
後場の東京株式市場は、前場に続き底堅い推移となりそうだ。先週の日経平均は25日移動平均線を下回って推移したが、現在、25日線は22400円台。
前場の日経平均はこれを上回ってきており、ここから日経平均は再び25日線を下値支持線として、上昇波動に入ることも考えられる。また、上述のように、今日は、外国人投資家の参加が少ないと見られており、外国人投資家による売り圧力も強くなさそうだ
 
 
a