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急反発、米株高受けリバウンド
【市況】東京株式(寄り付き)=急反発、米株高受けリバウンド
【寄り付き概況】


22日の日経平均株価は大幅反発して始まった。始値は前日比502円14銭高の2万8513円07銭だった。
 
前日のNY ダウ工業株30種平均の大幅高を受け、海運など景気敏感業種を中心に買いが入っている。日経平均は前日に953円安と大きく下げていたため、目先の自律反発への期待も強い。
 
米連邦準備理事会(FRB)の高官が2022年中に利上げを開始する可能性に言及したことをきっかけに、前週末18日の米株相場が大幅安となり、週明け21日の日経平均は大きく下げていた。「米利上げ警戒による株安は過剰反応だった」といい、買い戻しの動きも出やすいようだ。
 
パウエルFRB議長の議会証言を控えこの内容を確認したいとの思惑はあるものの、ハト派的なコメントが予想されることから先回りで買いを入れる動きが表面化している。日経平均は2万8000円台半ばから後半への大幅な切り返しが予想されるが、米株価指数先物の動きを横目に買い一巡後は不安定化する可能性もあるだろう。
 
業種別では海運の上昇が突出している。景気敏感買いの流れに加え、商船三井が14年ぶりに最高益を更新する見通しを発表したことが支援材料だ。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅反発している。
 
日経平均採用のすべての銘柄が上昇。個別では、ファストリ、ダイキン、リクルート、東エレク、KDDIが押し上げ上位銘柄となっている。



 
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