堅調展開か
【オープニングコメント】 堅調展開か |
12日の東京株式市場は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7700円−2万8200円を想定。
NYダウ平均は10日に535ドル高となり、11日は27ドル高の33336ドルで取引を終えた。
10日の日経平均株価は下げ渋る動きをみせていたことや、休日中にNYダウとナスダック総合指数が高かったこともあり、買い優勢のスタートとなろう。ただ、上値では戻り待ちの売りも控えているとみられ、伸び悩む場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の後半(10日は134円94−96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円台の前半(同137円78−82銭)と、円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比330円高の2万8120円だった。
【好材料銘柄】
■ゲオホールディングス <2681>
4-6月期(1Q)経常は3.5倍増益で着地。
■トラスト <3347>
4-6月期(1Q)経常は4.2倍増益・上期計画を超過。
■ラサ工業 <4022>
今期経常を28%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■第一稀元素化学工業 <4082>
4-6月期(1Q)経常は71%増益・上期計画を超過。
■ファブリカコミュニケーションズ <4193>
4-6月期(1Q)経常は55%増益で着地。
■カオナビ <4435>
4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。
■バルテス <4442>
上期経常を2.9倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
■エン・ジャパン <4849>
発行済み株式数(自社株を除く)の11.1%にあたる500万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。4-6月期(1Q)経常は18%減益も対通期進捗は過去平均を超過。
■リプロセル <4978>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■富士石油 <5017>
今期経常を一転50%増益に上方修正。
■KeePer技研 <6036>
今期経常は26%増で5期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は9円増配へ。
■IBJ <6071>
今期経常を19%上方修正。
■アライドアーキテクツ <6081>
上期経常が32%増益で着地・4-6月期も71%増益。
■ネットマーケティング <6175>
ベインキャピタル系の投資会社がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株900円で10日終値を63%上回る水準。買い付け期間は8月12日から9月26日まで。
■ブランジスタ <6176>
今期経常を2.5倍上方修正。
■バーチャレクス・ホールディングス <6193>
4-6月期(1Q)経常は51%増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
12(金)
【国内】
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【海外】
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