兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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続伸後、上値の重い展開か
【オープニングコメント】
続伸後、上値の重い展開か
7月1日の日経平均株価は続伸で始まるものの上値が重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2200円−2万2400円。
きのう6月30日のしっかりした動きや、現地同30日の米国株式が続伸した動きを受け、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、買い手掛かり難が続くなか、上値には戻り待ちの売りが控えているとみられ、伸び悩む場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所終値比15円高の2万2285円だった。
値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の後半(6月30日終値は107円72−73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同120円89−93銭)と円安方向に振れていることも意識されるとみられる、半導体関連などハイテク株を中心に上昇しそうだ。
 
きょう寄り付き前には6月の日銀企業短期経済観測調査(短観)と企業の物価見通しが発表される。大企業製造業の業況判断指数(DI)は前回から大幅悪化し、株価にも織り込みが進んでいるとの予想が多い。一方、先行きに回復が期待できる内容となれば、一定の支えになることも考えられる。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ANAP<3189>
子会社ANAPラボがASメディカルサポートと業務提携。自己脂肪由来幹細胞のバンキング事業と、自己脂肪由来幹細胞を用いた新型コロナウイルスによるARDS(急性呼吸窮迫症候群)の治療のための研究・開発を行う。
 
■バイク王&カンパニー<3377>
上期経常を一転20%増益に上方修正。
 
■ディー・ディー・エス<3782>
WEB会議システム「Zoom」とクラウド認証サービス「マガタマサービス」が連携。
 
■パイプドHD<3919>
今期経常を16%上方修正。
 
■ジャストプランニング<4287>
大阪ガス<9532>傘下のIT関連サービス会社であるオージス総研と資本業務提携。
 
■日本システム技術<4323>
カナダ・ショッピファイとパートナー契約を結び、ECサイト構築支援サービスを開始。
 
■ステムリム<4599>
今期経常を一転黒字に上方修正・4期ぶり最高益更新へ。塩野義製薬<4507>とHMGB1ペプチド(レダセムチド)の適応拡大に向けた新たな契約を締結。これにより、塩野義から最大で総額31億円の対価を受領する予定。
 
■KeyHolder<4712>
今期最終を8倍上方修正。
 
■日本農薬<4997>
前期経常を48%上方修正。
 
■SERIOホールディングス<6567>
前期経常を2.1倍上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
 
■日本通信<9424>
NTTドコモ<9437>から調達する音声卸料金について総務大臣裁定が下り、同社の主張が実質的に認められた。これを踏まえ、音声定額を含む携帯料金4割削減プランを投入する。
 
■アルテック<9972>
上期経常が17%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.59%にあたる25万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ピックルスコーポレーション<2925>
3-5月期(1Q)経常は20%増益で着地。
 
■Ubicomホールディングス<3937>
フィリピンの次世代型決済プラットフォーム「PhilPaCS社」へ出資。
 
■アンジェス<4563>
新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンの第1/2相臨床試験を開始。
 
■リボミック<4591>
軟骨無形成症治療薬「RBM-007」の第1相試験が治験データベースに登録。
 
■日本エンタープライズ<4829>
ウイルスを不活性化させてスマートフォン上の増殖を防ぐ次世代ガラスコート「NEコートDX」を販売開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
1(水)
【国内】
6月日銀短観(8:50)
6月新車販売台数(14:00)
6月軽自動車販売台数(14:00)
 
【海外】
米6月全米雇用リポート(21:15)
米5月建設支出(23:00)
米6月ISM製造業景気指数(23:00)
FOMC議事録(6/9〜6/10開催分)
休場:香港


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
 
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