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94円安、反落スタート、中国景気減速懸念
【市況】東京株式(寄り付き)=94円安、反落スタート、中国景気減速懸念
【寄り付き概況】

15日の日経平均株価は、前週末比94円88銭安の2万264円82銭と反落してスタート。
 
前日の米NYダウが続落、貿易統計を受けた中国景気の減速懸念を背景に利益確定売りが優勢となっており、日経平均株価も中国関連株を中心に警戒感が強まっている。
 
外国為替市場で1ドル=108円10~20銭の推移と円高含みで推移していることも買い手控え材料だ。
ただ、米国株式市場では4日以降の5営業日で1300ドルあまり上昇しており、続落とはいえ小幅の下げにとどまっており、東京株式市場でも売り一巡後は押し目買いで下げ渋る可能性もある。内需系の中小型株は強い動きを示すものも多く、主力輸出株見送りの一方で、個別株物色の流れが継続しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に銀行、保険、証券など。一方、値下がりで目立つのは金属製品、陸運、紙パルプなど。
 
個別では、武田が大量の売りに押され、ソフトバンクGも値下がり。トヨタ、日産自、日立、東エレ、資生堂、花王は下げている。
 
半面、任天堂が買われ、KDDIが締まり、NTTは堅調。三菱UFJ、三井住友が値上がりし、東京海上も上げ、第一生命、日本郵政は小幅高となっている。
 
 
225先物は、野村・パリバ・クレディ・UBS・GS・JPが買い越し。
メリル・アムロ・三菱・ドイツ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はメリル・パリバ・ソジェン・シティが買い越し。
モルスタ・野村・バークレイズ・GSが売り越し。
 
テクニカル的には、中部電(9502)が動兆。

 
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