兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
手掛かりなく模様眺め
【市況】東京株式(後場寄り付き)=手掛かりなく模様眺め
【後場寄り付き概況】

6日後場の日経平均株価は前週末比2円81銭安の2万4020円29銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、1.50ポイント高の1741.48で始まった。
 
手掛かり材料難から模様眺め気分を強めた前場の地合いを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに動意薄の展開が続いている。
外国為替市場では、1ドル=109円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約329億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9890億円、売買高は6億9182万株だった。
 
個別では、トヨタ、ブリヂストンは売り物がちで、SUMCO、ファナック、村田製もさえない。三菱UFJ、みずほFG、りそなHDが緩み、野村は弱含み。ファーストリテが小幅安。第一三共は大幅安で、ネットワンが下押している。
 
半面、任天堂が上伸し、ソニー、東エレク、キーエンス、JTも高く、ソフトバンクGは堅調。資生堂が大幅高で、三井住友は強含み。神戸物産がにぎわっている。
 
先週の大幅上昇の反動、また、日経平均の2万4000円処は昨年の高値水準でもあるため戻り待ちの売り圧力も意識されやすいところではあるが2万4000円を回復した反動とみれば、予想以上に底堅い相場展開といったところであろう。
 
本日はIPOが3社あったが、いずれもコンセンサスを上回るなど、個人投資家のセンチメントも良好である。そのため、こう着とは言え上値の重さは意識されず、反対に底堅さが意識されやすく、押し目待ちの押し目なしといった状況であろう。
 
a