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「相場は摂理」
「相場は摂理」

「相場は摂理」

大和のレポート。
「菅総裁が辞任の意向を表明した直後よりも自民党支持率はさらに向上。
衆院選で大敗がないとなれば、2012年以降の衆院選前後の上昇波動やバリュエーションを当てはめて、
11月に32000円、病床確保ができれば年度末に36000円が期待できよう。
衆院議員の当選回数が若く衆議員の支持が厚いのが河野氏。
衆院選の顔として人気があるわけで、この秋の衆院選が安心だ。
河野総裁なら11月に32000円が期待できる結果と言える。
 一方、参院議員の支持数が多いのが岸田氏。
来夏の参議院 選挙を考えても政権運営に安定感が期待できるということだろう。
年度末まで株価堅調で36000円が期待できると言えるかもしれない。 
経済政策の面で言うと、インフレ期はサッチャリズムやレーガノミクスのような 新自由主義が有効だ。
人やモノ、資金などの経済資源が逼迫する状態では、古い規制を緩和して、経済資源の適正配分の効果が大きい。
しかし、現在はデフレ期だ。
人や物は余っているので、規制緩和の効果は小さい。
こうした場面では、財政出動と金融緩和で需要を増やす高圧経済政策が効果的と考えられている。
高圧経済政策を推進している米国で株式のパフォーマンスが良いことから高圧経済政策が外国人投資家に評価されよう。
こう考えると高市総裁誕生なら株価上昇が大きくなると考えられる」。
別のレポートでは「河野氏で日経平均10%高」というのもあったが・・・。

ネット上ではそれぞれの候補のまとめが多い。

★岸田氏。

自民党の名門派閥「宏池会」(岸田派)の会長。
これまでに外相や党政調会長などを歴任。
スローガンは「声をかたちに。信頼ある政治」。
政策で一番に掲げるのは「コロナ対策」。
「医療難民ゼロ」「ステイホーム可能な経済対策」
「電子的ワクチン接種証明の活用と検査の無料化・拡充」「感染症有事対応の抜本的強化」が4本柱。
省庁再編も目指し感染症対応を一元的に担う「健康危機管理庁」の創設も公約。
経済政策では「『成長と分配の好循環』による新たな日本型資本主義」で新自由主義からの脱却。
数十兆円規模の経済対策も図るという。
「令和版 所得倍増計画」で格差の是正を掲げ安倍・菅路線とは一線を画すことを意識。
党役員任期を「1期1年・連続3期」までとし「権力の集中と惰性を防ぐ」と明言。

★高市氏。

もとは自民党の最大派閥「清和政策研究会」(現在の細田派、当時は町村派)所属だったが現在は無派閥。
総務相や党政調会長などを歴任した。
過去には自由党、新進党などに所属していた。
立候補表明会見で最初に掲げたのは経済政策。「アベノミクス」を引き継ぎ発展させるという「サナエノミクス」だ。
「3本の矢」=金融緩和、機動的な積極出動、危機管理投資・成長投資による積極財政。
「物価上昇率2%に届くまでプライマリーバランスの黒字化目標を「凍結」。
「環境エネルギー省」や「サイバーセキュリティ庁」の創設を目指す。
「ロックダウン」(都市封鎖)を可能にする法整備も主張。
防衛政策も重視。

★河野氏

現役閣僚で唯一の立候補者。
外相、行政改革担当相どを歴任。
ワクチン担当相も担当。
スローガンは「日本を前に進める。自民党を変え、政治を変える」。
「命と暮らしを守る政治」を掲げ、科学的知見に基づく感染対策やワクチンの3回目接種実施などを掲げた。
経済政策には「地域経済と社会を支える中小企業や個人事業主」を支える。
エネルギー政策も重視。
カーボンゼロも継続。
厚生労働省の所管業務を「年金」と「医療」で分担すべきと主張。

★野田氏。

二階幹事長を「幹事長代行」として支えてきた。
郵政相、総務相、党総務会長などを歴任。
「コロナ禍で女性たちが抱える孤独感や困難に寄り添うことから始めたい」。
「こども庁」の実現、こどもの誕生・成長、虐待や貧困に対応する「こどもまんなか社会」事業などにも意欲。


(櫻井)。
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