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大幅高スタート、選挙無事通過で安心感、15連騰に向け好発進
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅高スタート、選挙無事通過で安心感、15連騰に向け好発進
【寄り付き概況】

東京株式(寄り付き)=15連騰に向け好発進、衆院選の与党大勝と米株高、円安が追い風
 
23日の日経平均株価は前週末比251円66銭高の2万1709円30銭で寄り付いた。
日経平均は前週末時点で歴代1位タイの14連騰を記録、今日大引けにプラスで引ければ過去最高記録更新の15連騰となる。

前週末20日の米国株式市場では、NYダウが6日続伸して5日連続で史上最高値を更新し、ナスダック総合指数が反発して2日ぶりに史上最高値を塗り替えた。米上院が19日夜に、18年度(17年10月−18年9月)の予算案を可決。トランプ米大統領が目指す、大幅な減税を柱とした税制改革の進展に期待感が高まる格好となり、上値追いが活発化した。
 
外国為替市場で1ドル=113円台後半まで円安が進行していることも主力輸出株はじめ追い風材料となっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面高、値上がり上位に保険、銀行、証券、化学、電気機器など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友の銀行株や、野村、第一生命が高い。ソフトバンクG、任天堂が続伸し、ファーストリテは大幅反発している。トヨタ、アサヒ、武田、JR東海は買われている。神戸鋼がにぎわい、国際帝石、三井物、ファナック、ソニー、郵船などが上昇している。
半面、リクルートHD、JALは続落。花王が売られ、JT、7&iHDはさえない展開だ。
 
また、空調・衛生などの管工事を主力とするヤマト <1967> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の30.6億円→33.6億円に9.8%上方修正。従来の5.2%減益予想から一転して4.1%増益を見込み、25期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視されている。

 外資系等は、デンソー(6902)、ファーストリテ(9983)、コーナン(7516)、オルガノ(6568)、日空港ビル(9706)、ヤフー(4689)、マクセル(6810)、ドンキ(7532)、日電産(6594)、三菱自(7211)、三井海洋(6269)に注目。
 
225先物はアムロ・大和・パリバ・シティが買い越し。
三菱・ナティクス・クレディ・ソジェン・バークレイズ・野村が売り越し。
TOPIX先物はシティ・GS・モルスタ・三菱が買い越し。
ソジェン・メリル・JP・パリバ・みずほが売り越し。
 
テクニカル的には、日水(1332)、五洋(1893)、日比谷(1982)、エスクリ(2196)、ヤクルト(2267)、トヨタ紡(3116)、ソフトクリ(3371)、ワコール(3591)、セ硝(4044)、JSR(4185)、日化薬(4272)、ADEKA(4401)、富士製薬(4554)、アルファシス(4719)、日進工具(6157)、大和冷機(6459)、日精工(6471)、スタンレー(6923)、バンナム(7832)、ニフコ(7988)、キャノンMJ(8060)、ニプロ(8086)、海上(8766)が動兆。
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