兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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前場終値比で横ばい
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で横ばい
【後場寄り付き概況】
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比28円50銭安の2万1959円79銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.35ポイント高の1613.22で始まった。 
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前週末比でほぼ横ばいとなった前場終値付近で小動き。
前日の米国株安を嫌気した売りを海外勢の注文とみられる買いが吸収し、相場全体の方向感が定まらない。
外国為替市場では、1ドル=108円10銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。 
 
個別では、ソフトバンクGが売りに押され、ファーストリテは小幅安。SMCの売り物が厚く、ファナック、キーエンスもさえない。JAL、OLCも下落している。
半面、トヨタ、任天堂が高く、ソニー、村田製はしっかり。コロプラがストップ高まで買い進まれ、スクエニHDは大幅高。ZOZOがにぎわい、楽天は堅調となっている。
 
日経平均は先週末までの9連騰でおよそ1368円上昇し、節目の22000円に乗せる場面もあった。短期的な達成感と過熱感から目先の調整は想定内だろう。一方、ここまで一本調子の上昇が続いただけに、こうした調整局面では上昇に乗り遅れた投資家の押し目買いが入りやすい。
 
ただ、今週は17〜18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18〜19日に日銀金融政策決定会合が開かれる予定となっている。日米の金融政策を見極めたいとの思惑から、売りにも買いにも傾きづらい状況とも言える。
 
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