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【今週の為替市場】米利下げ観測により米ドル円は弱含みか。
【為替】【今週の為替市場】米利下げ観測により米ドル円は弱含みか。
[概況]

先週末、パウエル米FRB議長のハト派的な議会証言を受け、7月末に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)において、政策金利を少なくとも0.25ポイント引き下げを実施するとの見通しが強まり、米ドル売りが優勢となった。

FOMCメンバーの多くが、利下げが必要との見方を示すなか、今週7/16に発表予定となる6月米小売売上高 (予想:前月比0.2% 前回:前月比0.5%)などの経済指標が大幅に悪化した場合、今月末30-31日に予定されるFOMCで一度に0.5ポイントの利下げの実施という思惑などが浮上し、更にドル売りが加速する可能性も考えられる。

テクニカル的には米ドル円は5月以降、6月末までレジスタンスとして意識されてきた20日移動平均線(7/15時点107.992円)を一時上抜けるも、先週末の終値時点では再び下抜ける格好となった。そのため、同線が再び抵抗線として意識されるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 
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