米ドル円、再び110円割れで軟調
【為替】米ドル円、再び110円割れで軟調
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27日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は一時109.580円まで下落し軟調な展開となった。NYダウをはじめ米主要株価が下落したことなどを受け、リスク回避の動きで比較的安全通貨として考えられる円が買われた。
また。新型コロナウイルスの変異株インド型(デルタ型)の感染拡大などで経済の先行き懸念が強まったことや、中国政府がインターネット企業の規制強化など集中的に取り締まる方針を示したことで香港ハンセン指数や中国上海総合指数などが大幅下落したことなども投資家心理を悪化させた。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線(109.582円)付近では反発している。引き続き同線や一目均衡表の雲上限(109.690円)付近がサポートとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]