売り買い拮抗、地政学的リスクへの警戒感
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=売り買い拮抗、地政学的リスクへの警戒感
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東証スタンダード市場は、米中の景気指標の悪化やペロシ下院議長の台湾訪問計画報道を受けた地政学的リスクへの警戒感から売りが膨らんだ。決算で好業績が確認された銘柄などに個別に買いが入り、相場を下支えした。スタンダードTOP20は小反落。出来高1億6946万株。値上がり銘柄数627、値下がり銘柄数608と、売り買いが拮抗した。
個別では、アップルインターナショナル、名村造船所、新家工業、光・彩、AMGホールディングスなど6銘柄がストップ高。秋川牧園は一時ストップ高と値を飛ばした。住石ホールディングス、トラスト、グローバルインフォメーション、日本パレットプール、理研コランダムなど20銘柄は年初来高値を更新。はせがわ、UEX、ベクター、オプティマスグループ、神田通信機が買われた。
一方、テラがストップ安。ホクリヨウ、中小企業ホールディングス、東洋精糖、第一屋製パン、ディーブイエックスなど33銘柄は年初来安値を更新。共栄タンカー、ポエック、タカトリ、nms ホールディングス、アエリが売られた。