もみ合い展開か
【オープニングコメント】 もみ合い展開か |
日経平均株価の予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
きのう20日の堅調な地合いや、欧米株式の上昇もあり、朝方は堅調なスタートが見込まれる。引き続き、米中貿易協議の進展期待が下値を支える展開となろう。
議事要旨を確認して米国株が上昇で終えたことは安心材料。ただし、ハト派的な内容となることは事前に織り込まれていた分、一段と楽観ムードが強まるほどの動きとはなっておらず、ドル円も111円を前に足踏み状態。そのため、日本株への影響はほぼニュートラルと予想する。良好な地合いに大きな変化はないだろうが、積極的に上値を追うような展開とはなりづらく、全体的に小動きが続くと予想する。
また、手掛かり材料に乏しい状況が続いていることから、積極的に上値を追う動きにはつながりづらそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(20日終値は110円89-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円78-82銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比15円安の2万1405円だった。
【好材料銘柄】
■アイスタディ<2345>
iStudy ACADEMYでオンライン版「ブロックチェーン・ビジネス活用コース」の提供を開始。
■JFLAホールディングス<3069>
英・Japan Centre Group、阪神酒販と欧州における戦略的業務提携を開始。
■サツドラホールディングス<3544>
子会社におけるAI技術の受託開発事業と人材育成事業を売却。19年5月期第4四半期に特別利益約5億円が発生する見込み。
■オプティム<3694>
工場などに設置されている設備の正常音をAIが機械学習し、異常音を検出する特許を保有。
■サイバネットシステム<4312>
オーストリアのウィキチュード社が開発したARアプリ開発ツール「Wikitude SDK」を販売開始。
■デジタルガレージ<4819>
米資産運用会社ラザード・アセット・マネージメントが20日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、ラザードの同社株式保有比率は5.02%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
21(木)
12月全産業活動指数(13:30)
2月の月例経済報告
【海外】
米12月耐久財受注(22:30)
米2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(22:30)
米1月中古住宅販売(2/22 0:00)
米1月景気先行指数(2/22 0:00)
《米決算発表》
キーサイト・テクノロジー、イントゥイット、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、フルーア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。