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マザーズ指数は反落、高PER銘柄中心に売り
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反落、高PER銘柄中心に売り

 
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比45.05ポイント(5.78%)安い734.78と昨年来安値を下回り、取引時間中としてはコロナショック直後の2020年4月24日以来の安値を付けている。
前日の米長期金利の上昇を受け高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られた。
東証1部市場と同様、中小型グロース株への逆風が一段と強まり、メルカリを中心に主力IT株は軒並み軟調。前日にマクアケが決算を受けてストップ安まで売り込まれたのが意識されてか、本日決算発表が控えている弁護士コムは一時ストップ安を付けている。一方、21年7〜12月期業績を上方修正した総医研HDが買われた。PSSやアスカネットも高い。
 
市場では「投資家のリスクオフの姿勢が強く、幅広い銘柄に換金売りが出やすい地合いが続いている」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は36、値下がり銘柄数は374となった。
 
個別では、弁護士ドットコムがストップ安。Lib Work、フィット、ITbookホールディングス、ケアネット、ジーエヌアイグループなど155銘柄は昨年来安値を更新。プレイド、CS−C、HENNGE、ハイアス・アンド・カンパニー、バリュエンスホールディングスが売られた。
 
一方、ロードスターキャピタルが昨年来高値を更新。総医研ホールディングス、プレシジョン・システム・サイエンス、ジェイック、フルッタフルッタ、グローバルウェイが買われた。
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