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値固めか

値固めか
きょうは底堅い地合いになるとは予想していたが、後場にプラスに転じると、そのまま上昇で終える強い動きとなった。アジア株高が日本に波及した格好だが、これで世界株安には歯止めがかかった。
日経平均は週間では大きく下げたが、その間も為替は比較的落ち着いていたと言え、これで米国株が持ち直してくるようなら、今回の下げは一時的な調整との見方が強まっている。
 
 
今週は、大幅安となった。東京市場が三連休の間の海外市場が軟調となったことから、日経平均は週初から300円超の大幅下落。米国の良好な経済指標を受けて米長期金利の上昇ペースが加速したことが警戒材料となった。
10日にはNYダウ平均が831ドル安と大幅安となり、これを受けた11日の日経平均も915円安と急落。アジア株や欧州株も値を崩した。ただ、値幅の調整が一気に進んだことで、週末にかけては米国株の反発を待たずして押し目を拾う動きも見られた。
日経平均は週間では約1089円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
 
 
来週(15-19日)の東京株式市場で、主要株価指数は値固めか。
日経平均株価は終値ベースで2日に年初来高値2万4270円まで駆け上がった後、短期的な過熱感とともに米長期金利上昇などへの警戒感から急落し、9月以降の上昇分をほぼ吐き出した。ただ、12日は世界的な株安連鎖にいったん歯止めが掛かり、冷静さを取り戻しつつある。
 
この日算出された日経平均先物ミニ・オプション10月限のSQ(特別清算指数)値は2万2313円と下値で決まり、200日移動平均線(2万2507円)や、日足一目均衡表の「雲」上に踏みとどまったことで、下値支持帯として意識されよう。
 
米国では決算発表がスタートするほか、経済指標の発表も多い。また、17日には9月開催のFOMC議事要旨の公表もあり、各種材料に一喜一憂となる展開が想定される。ただ、材料が多い分、強気にしても弱気にしても、一方向には傾きづらいと考える。
 
市場では、「来週は、米国の為替報告書などイベントを控え、打診買いの域は出ないとみられるが、今の水準から下では個人投資家の押し目買いが入るだろう」との声も聞かれた。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
 
23975.62  新値三本足陽転値
23739.97  ボリンジャー:+2σ(26週)
23512.51  ボリンジャー:+1σ(13週)
23385.75  均衡表転換線(日足)
23364.42  25日移動平均線
23336.72  6日移動平均線
23310.49  均衡表基準線(日足)
23216.30  ボリンジャー:+1σ(26週)
23149.70  均衡表転換線(週足)
22955.51  均衡表基準線(週足)
22910.87  13週移動平均線
22727.45  75日移動平均線
22710.58  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
22694.66  ★日経平均株価12日終値
 
22692.62  26週移動平均線
22573.39  均衡表雲上限(日足)
22507.95  200日移動平均線
22309.23  ボリンジャー:-1σ(13週)
22247.56  均衡表雲下限(日足)
22168.95  ボリンジャー:-1σ(26週)
22056.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
21831.59  均衡表雲上限(週足)
21707.59  ボリンジャー:-2σ(13週)
21645.28  ボリンジャー:-2σ(26週)
21484.74  均衡表雲下限(週足)
21402.88  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
寄付時点は200日線を下回ったが、その後は切り返してほぼ高値引けした。ローソク足は短い上ひげを伴う陽線を引いて「陽の丸坊主」に近い強気形状となり、週明け15日以降の上昇に期待をつないだ。本日抜けなかった75日線が目先の上値抵抗線となろう。
 
ボリンジャーバンドでは、終値は-2σを超えており、来週は中心線に向けた反転の可能性が出てきた。
 
 
■東証主体別売買動向・10月第1週、外国人は現先合計4350億円強の買い越し
 
東京証券取引所が12日発表した10月第1週(10月1〜5日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、現物の海外投資家が5757億4517万円と3週連続の買い越しとなった。買い越し金額は今年最大。前週は3770億7127万円の買い越しだった。
 
なお、先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)で外国人は1404億円の売り越し。現物・先物の合計では4353億円と4週連続の買い越し(前週は1兆4702億円の買い越し)となった。
 
現物では、個人投資家は210億2854万円と4週ぶりの買い越し。事業法人は17億7241万円と3週連続の売り越し。投資信託は1269億7659万円と3週連続の売り越しだった。
 
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