兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「反落」
「反落」
 
「反落」
 
NY株式市場は反落。
背景は買い疲れと軟調だった経済指標。
耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月から0.7%減。
市場予想の0.2%増に反して落ち込んだ。
内訳は、機械が0.4%減。
一次金属が0.9%減。
電機・家電も減少。
コンピューター・電子製品は横ばい。
11月分は当初発表の0.6%減から1.0%減へ下方修正。
フィラデルフィア連銀業況指数はマイナス4.1と、1月の17.0から大幅に低下。
16年5月以来のマイナス。
1月の中古住宅販売も約3年ぶりの水準に落ち込んだ。
コンファレンス・ボード(CB)が発表した1月の米景気先行指数は前月比0.1%低下。
10年国債利回りは2.68%水準。
ドル円は110円台後半。
VIX指数は14,60に上昇。
 
「5日続伸に挑戦だが・・・」
 
今年初の4日続伸。今年初の4日連続日足陽線。
終値ベースで24ヶ月線を上回った。
「4日連続高した相場は強い」というジンクスも持ち出されて来た。
1月7日〜9日、1月30日〜2月4日と3日続伸は今年2回。
「次は昨年11月22日〜12月3日の7日続伸」という勇ましい声もある。
新高値13銘柄、新安値3銘柄というのは寂しい。
マザーズ指数は900ポイント台を回復。
終値で25日線を上回った。
NT倍率は13.30倍。
25日線からは3.0%のプラスかい離。
200日線からは2.8%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.039%。買い方▲11.027%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲4.450%。買い方▲19.631%。
空売り比率は42.8%で52日連続40%超。
日経HVは16.1、日経VIは17.57。
日経平均採用銘柄のPERは12.35倍。EPSは1737円。
PBRは1.14倍。
気学では「前後場逆行して動く日」。
来週月曜は「下げ続けてきたときは小底入れとなる日」。
シカゴ225先物終値は21360円。
 
先達の言。

○空売り銘柄の探し3つのチェックポイント。
 
(1)過大評価されている成長企業。
 
つまりPERの高い株を探しますが、それだけでは不十分です。
カタリスト(触媒、きっかけとなる材料)も必要です。
その企業の収益が悪化するという予測です。
 
(2)経費を抑制することで収益をよく見せかけている企業を探します。
たいていそういう企業はそのうち収益の伸びも悪化します。
 
(3)業績はいいものの、人知れず競合他社が忍び寄ってきている会社がないかにも注意。
要はマーケットの期待と関連で考えて、将来の収益に何が影響を与えるかを予測すること。
(ヘッジファンドのダナ・ギャラント氏)
 
○マーケットで成功するために重要なのは、ゲームに参加すべきでないときを知ることです。
結局、株価は実質100%人々の認識のよって決まるのです。
どんな価格にもなりうるということです。
すべては人々の認識がもたらしたものなのです。
(著名トレーダーのマーク・ミネルヴィニ氏)
 
○相場の変動はランダムではないという前提に立つ私の考えが正しければ、
それは利益を得るチャンスです。
なぜならマーケットでは
「価格変動はランダムである」という仮説に基づいてオプションの値付けがされているから。
(ヘッジファンフォのマイケル・マスターズ氏)
 
○私たちがテクニカル分析を利用するのは、
自分たちがそれを重要だと考えるからではなく、ほかの人々が重要だと思っているからです。
私たちは常に、マーケット参加者たちと逆のトレードが出来るところを探しています。
 
その意味では、人々が売り買いしそうなテクニカルのポイントを知ることは有益です。
 
(マイケル・マスターズ氏)
 
○私はマーケットを予測しようとは思いません。
私はマーケットで実際に起きていることに反応しているだけです。
私は予想を一切しません。
私はこれから何が起こるのか、まったく何一つ考えません。
私が笑ったのは、株式市場を予測しようとしている人がいるってことです。
彼らにはわかりっこないでしょう。
誰にもわかるはずありません。
株式市場で今後何が起こるかなんて、予想できる人はいないと思っています。
(投資家スティーブ・レスカルボー)
 
 
スケジュールと見てみると・・・。
 
25日(月):企業向けサービス価格指数、米シカゴ連銀活動指数、携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス」(スペイン)
26日(火):米CS住宅価格指数。CB消費者信頼感、パウエルFRB議長議会証言
27日(水):国際水素・燃料電池展、米朝首脳会談(ベトナム)、英議会EU離脱案採決、米製造業受注、パウエル議長下院サービス委員会証言
28日(木):鉱工業生産、米10〜12月GDP、シカゴ購買部景気指数、中国製造業PMI
1日(金):失業率、米ISM製造業景況感、米中貿易協議期限、法定債務上限の運用停止期限、ユーロ圏失業率、台湾休場


(兜町カタリスト櫻井)

 
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