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「次元の変化」
「次元の変化」
「次元の変化」
 
NY株式市場でNYダウは前日比0ドル00セント変わらずの27691ドル49セント。
高値は27770ドル、安値は27635ドルと日中値幅は約100ドルあったが終値は前日と寸分違わず。
コンピュータの粋な遊びなのかどうかは不明だが市場的に椿事であることは間違いない。
完璧な十字線の暗示する意図はどこなのだろうか。
NASDAQとS&P500はザラ場に過去最高値を更新後に小幅高。
材料視されていたのはトランプ大統領のニューヨークのエコノミック・クラブでの講演。
「米中の第1段階の通商合意は間近。
同時に米国に恩恵をもたらすものでなければ受け入れない」とコメントした。
しかし協定内容・日時は表明されず。。
「勝手に詳細の発表を見込んでいた向きには期待外れの内容となった」との見方だ。
「新情報の欠如は悲観的なシグナル」という声もある。
大統領の矛先はFRBに向かい「金融政策により米国が他国との競争で不利な形勢に追い込まれている。
マイナス金利を導入するよう要求する」とのコメント。
債券市場ではトランプ大統領の演説に対して反応薄。
市場の関心は水曜発表の消費者物価指数やパウエルFRB議長の証言に向かっているとの見方だ。
10年国債利回りは1.927%。
2年国債利回りは1.662%。
ドル円は109円水準。
 
 
満月の火曜の日経平均は寄り付き5円高、終値188円高。
後場は一時200円超の上昇場面もあり火曜日は12連勝。
後場ジリジリと上昇幅を拡大した背景はアジア株の反発とドル円の堅調。
加えれば10年国債の利回りがマイナス0.04%まで上昇したことも遠因だろう。
日足は3日ぶりの陽線。
TOPIXは6日続伸。
日経平均は年初来高値を更新し23500円台。
レンジは23500円⇔23800円に移行した格好だ。
売り方にとっては正念場だったが担がれたというところだろう。
11月SQ値23637円は3日続けて「幻」。
昨年9月の23057円を抜けたことは好感。
18年1月が23723円。
その前の記録はメジャーSQ値では91年6月の25157円。
「8日高値23591円を上回ってくれば、一気に24000円試しに行く可能性が高い」という見方だ。
ただマザーズ指数は下落。
肌感覚は「まだ上がった気がしない」かも知れない。
東証1部の売買代金は2兆2016億円。
値上がり1270銘柄、値下がり787銘柄。
新高値143銘柄で14日連続の3ケタ。
新安値2銘柄。
騰落レシオは142.34で今年最高水準。
NTレシオは13.76倍に上昇。
25日線からは4.23%、75日線からは8.62%、200日線からは9.69%のプラスかい離。
25日線(22564円)から5%かい離で23693円。
200日線(21441円)から10%かい離で23585円。
サイコロは9勝3敗で75%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.349% 。
買い方▲6.851%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.375%。
買い方▲13.364%。
空売り比率は39.8%と5日ぶりの40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は5.9%。
11月8日時点の信用売り残は103億円増の9912億円。
増加は2週間ぶり。
同信用買い残は94億円増加の2兆812億円。
信用倍率は2.10倍。
日経HVは12.0、日経VIは14.14。
日経平均採用銘柄のPERは14.03倍と14倍台に台替わり。
EPSは1676円。
PBRは1.16倍。
BPSは20275円。
10年国債利回りはマイナス0.04%(前日0.07%)。
225採用銘柄の株式益回りは7.13%。
ドルベースの日経平均は215.38と年初来高値を更新。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円安の23470円。
高値23575円、安値23310円。
気学では「前日の足取りに逆行して動く日」。
木曜は「吹き値売り方針の日。下放れ突っ込みは見送れ」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス2σが23899円。
プラス1σが23232円。
週足のボリンジャーのプラス2σが23834円。
プラス3σが24719円。
24か月線(22004円)を6ヶ月線(21950円)が上抜けそうな11月。
今年20勝21敗と唯一負け越しの水曜日。
 
 
NYダウは0.00変わらずの27691ドル。
NASDAQは21ポイント高の8486ポイント。
S&P500は4ポイント高の3091ポイント。
ダウ輸送株指数は70ポイント安の10959ポイント。
SOX指数は0.28%の上昇。
VIX指数は変わらずの12.69。
3市場の売買高は65.9億株(過去20日平均は67.9億株)。
225先物CME円建ては大証日中比80円安の23470円。
ドル建ては大証比日中比70円安の23480円。
大証夜間取引終値は日中比110円安の23440円。
ドル円は109.00円。
10年国債利回りは1.927%。
2年国債利回りは1.662%。
 
興味深い指摘は「日銀は10月9日に指数連動型ETFを704億円分買い入れた。
その後11日までETFの買い入れを見送っている。
10年12月に日銀はETF買い入れを開始。
それ以降日銀が買い入れを見送った最長期間は17年10月2日から同年10月27日の19営業日。
今年10月9日から11月11日までの営業日は20営業日。
買い入れ見送り期間は過去最長を更新した」。
ちなみに今年の日銀のETF買い入れは約4兆円。
目標の6兆円まではあと2兆円ある。
2017年10月は年末までに1.3兆円のETFを買い越していたのが歴史。
おかげで2017年は年末年始高となった。
そうすると年末ラリーとかサンタクロースラリー。
そして掉尾の一振などなど。
これらが恒例のようにアリそうな気もする。
しかしアベノミクス以降で見てみると、様相はどうも異なる。
2012年、13年、14年、16年、17年は確かに年間では年末高。
しかし12月の月足は12年、13年は陽線。
14年、15年は陰線。
16年は陽線となったが17年は陰線。
18年はブラッククリスマスを経て強烈な大陰線。
昨年の逆になるのかどうか。
ここ推理は微妙だ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
触れ明日(7062)・・・動兆
 
フレアスに注目する。
同社はあん摩マッサージ指圧師によるマッサージが中核。
市場であまり理解されていないのは「在宅マッサージサービス」。
増加する高齢者への対応が中核であり、マッサージは必要サービスとなってくる。
2025年を睨んで事業所の拡大が急務。
そのための設備投資、人材投資もあり利益は伸びていない。
しかし在宅に加え高齢者施設との提携強化や法人との連携強化は期待感。
下方修正で売られたところからのリセットだ。
 



(兜町カタリスト櫻井)
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