兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
日経ジャスダック平均は続伸、上値の重い展開
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、上値の重い展開
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比13円61銭高い3429円99銭と、8月2日以来およそ2カ月半ぶり高値をつけた。
 
東証1部市場で主力銘柄が上昇し日経平均が一時年初来高値を更新したことで、新興市場でも投資家心理が改善し、買いが先行して始まった。ジャスダック市場での中国関連銘柄筆頭格であるハーモニックが新高値を更新したこともプラスに働いたようだ。ただ、英議会でのEU離脱を巡る新協定案の採択を見極めたいとの見方や、来週から本格化する国内主要企業の決算発表を控えて、次第に様子見ムードが広がった、ワークマンが大幅安となり上値の重い展開となっていった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で618億円、売買高は5539万株だった。
値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は257となった。
 
ジャスダック市場に上場した浜木綿は午前に公募・売り出し価格(公開価格、2120円)を39.2%上回る2950円で初値をつけた。その後は個人投資家を中心とした売りに押され、初値を9.0%下回る2684円で初日を終えた。売買代金はジャスダック市場で、ワークマンに次ぐ2位だった。
 
個別では、ホーブ、システム・ロケーションがストップ高。エッチ・ケー・エスは一時ストップ高と値を飛ばした。SHINWA Wise Holdings、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シンデン・ハイテックス、東洋合成工業、小田原エンジニアリングなど16銘柄は年初来高値を更新。トライアイズ、クラスターテクノロジー、HAPiNS、No.1、SAMURAI&J PARTNERSが買われた。
 
一方、プラップジャパン、ナフコ、ラック、日本色材工業研究所、山陽百貨店が年初来安値を更新。ワークマン、日本興業、レイ、プロパスト、アスコットが売られた。

 
a