兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
来週も堅調展開か

来週も堅調展開か
 
 
18日日経平均は大幅上昇。しっかり25日線を上回って終えた。
きょうは日本電産が底堅い動きを見せたことが、市場に大きな安心感を与えた。日本電産に関しては、下方修正後もドル円の想定為替レートは1ドル=100円と保守的に見積もっており、恐らく、予測される最悪の状況を織り込んだものと思われる。
そのため、通期の着地は修正計画を上振れるような展開も十分期待できる。ただ、日本電産に押し目で買いが入ったのは、市場の信認を得ていたという点が大きいだろう。
 
また、中小型株物色が活発ななか、マザーズ指数は950ポイントを回復してきている。ここからは戻り待ちの売りが意識されやすいところとなると考えられるが、それ故にこの水準を上放れてくるようだと、1000ポイントを意識した一段のリバウンドが期待されてくる。
 
今週は、堅調となった。
米国市場では、金融株を中心に決算銘柄に強い動きが見られ、ダウ平均は24000ドル台を回復。為替も円安気味に推移するなど、良好な外部環境を背景に、日本株も戻り基調が続いた。英議会ではEU離脱法案が大差で否決されたが、結果は織り込み済みでマーケットへのネガティブ影響は限定的だった。
日経平均は週後半にかけて買いの勢いを強めた。日経平均は週間では約306円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
 
 
来週は、堅調展開か。
ダボス会議や日銀金融政策決定会合、ECB理事会などが注目イベントとなるが、マーケットに配慮した発言などが出てくれば、リスク選好ムードは一段と強まりやすい。
米国では決算発表が本格化し、国内でも3月決算企業の3Q業績が出始める。
全体としての戻り基調は維持されると考える。ドル円の110円台乗せなど為替の後押しがあれば、日経平均は2万1000円からその上をうかがう展開となるだろう。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
 
22706.64  ボリンジャー:+3σ(25日)
22181.16  200日移動平均線
22152.31  均衡表雲上限(週足)
22059.50  ボリンジャー:+1σ(13週)
22032.85  26週移動平均線
21996.51  ボリンジャー:+2σ(25日)
21987.17  均衡表雲下限(日足)
21798.81  75日移動平均線
21698.33  均衡表基準線(週足)
21684.43  均衡表雲下限(週足)
21286.38  ボリンジャー:+1σ(25日)
21167.59  13週移動平均線
20987.92  新値三本足陽転値
20879.12  ボリンジャー:-1σ(26週)
20823.69  均衡表転換線(週足)
 
20666.07  ★日経平均株価18日終値
 
20576.24  25日移動平均線
20431.65  6日移動平均線
20409.96  均衡表基準線(日足)
20301.46  均衡表転換線(日足)
20275.68  ボリンジャー:-1σ(13週)
19866.11  ボリンジャー:-1σ(25日)
19725.38  ボリンジャー:-2σ(26週)
19383.77  ボリンジャー:-2σ(13週)
19155.98  ボリンジャー:-2σ(25日)
18571.64  ボリンジャー:-3σ(26週)
18491.87  ボリンジャー:-3σ(13週)
18445.85  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
【信用規制・解除】
銘柄 (18日大引け後 発表分)
 
○ブライトパス <4594>
東証と日証金が21日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
 
○カワセコンピ <7851>
東証と日証金が21日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
 
a