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続伸、主力株買われ2万3000円回復
東京株式(前引け)=続伸、主力株買われ2万3000円回復
13日午前の日経平均株価は続伸した。前日比428円38銭高の2万3272円34銭で終えた。
きょう前場の東京株式市場は、主力株を中心に幅広く買われ日経平均株価は400円を超える上昇となり2万3000円大台を回復した。取引時間中としては2月下旬以来約半年ぶりの水準に浮上する局面もあった。
 
新型コロナウイルスのワクチン実用化による経済正常化への期待感から買いが優勢だった。円相場が1ドル=106円台後半と円安方向に振れたことも追い風となった。
日経平均は6月9日の日中高値(2万3185円85銭)を上回り、取引時間中として2月21日(2万3588円55銭)以来およそ半年ぶりの高値を付けた。
 
12日の米国株式市場で米アップルなどのハイテク株が大幅高となった流れを引き継ぎ、東エレクなどが買われ、日経平均を押し上げた。
 
日経平均が2万3000円の節目を超えたことで、「オプションの売り方が損失覚悟の先物買いに動いたことが値幅を増幅させた」という側面もあったようだ。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2313億円、売買高は7億412万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。東証1部の値上がり銘柄数は1280と約6割。値下がりは788銘柄、変わらずは105銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、輸送用機器などが上昇し、空運業、海運業、不動産業が下落した。
 
個別銘柄では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)など指数寄与度の高い銘柄に買いが目立った。キーエンス、ダイキン、セコム、テルモ、オリンパスが買われた。スズキ、第一生命HD、ファナックも高い。
 
半面、NTTが下落し、KDDIも軟調。日本製鉄、三井不、JR東日本、JR東海、JAL、ANAHDは売られた。
 
東証2部株価指数は前日比56.03ポイント高の6624.95ポイントと4日続伸した。
出来高9024万株。値上がり銘柄数は251、値下がり銘柄数は128となった。
 
個別ではアップルインターナショナル、カワセコンピュータサプライが一時ストップ高と値を飛ばした。はごろもフーズ、アートスパークホールディングス、ジュンテンドーは年初来高値を更新。松尾電機、ミズホメディー、サンユウ、大運、フレンドリーが買われた。
 
一方、マーチャント・バンカーズ、東邦化学工業、レオクラン、丸藤シートパイル、ツインバード工業が売られた。
 
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