兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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もみ合い展開か
【オープニングコメント】
もみ合い展開か
 
24日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5900円−2万6400円を想定。
NYダウ平均は194ドル高の30677ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長が下院議会証言で金融引き締め継続姿勢を強調。景気減速が意識されて長期金利が低下したことで景気敏感株が売られた一方、ディフェンシブ株やハイテク株に資金が向かった。米国株は3指数そろって上昇。基本的にはこれを好感する流れになると考える。
 
ただ、連日で上値の重い動きとなるなか、週末要因もあり、積極的に買い進む展開は想定しづらく「外部環境に左右されづらい銘柄などへの個別株物色が中心になりそう」との声が聞かれた。全体としては売り込む理由が乏しい分、下値は堅いと考えるが、終日方向感に欠ける地合いが続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の後半(23日は135円37−38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の後半(同142円24−28銭)と円高方向に振れている。直近で円安に傾いていた反動とみられるが、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比75円高の2万6195円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■五洋建設 <1893>
シンガポールで大型病院建築工事を受注。受注金額は約806億円。
 
■ココペリ <4167>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.90%にあたる15万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月24日から7月29日まで。
 
■ENECHANGE <4169>
不動産テックのスマサポとEV充電事業で業務提携。
 
■ダブル・スコープ <6619>
韓国子会社がコスダック市場への新規上場承認を取得。
 
■マネジメントソリューションズ <7033>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.9%にあたる15万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月24日から8月31日まで。
 
■クシム <2345>
no plan社と業務提携し、NFT・DeFi分野で新規事業を開発する。
 
■シュッピン <3179>
発行済み株式数の1.25%にあたる30万株の自社株を消却する。消却予定日は6月30日。
 
■BeeX <4270>
Google Cloudライセンス販売と自動監視サービスの新サービスを提供開始。
 
■ラオックス <8202>
東証が24日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■SBIホールディングス <8473>
三井住友フィナンシャルグループ <8316>との資本業務提携を正式発表。三井住友FGを割当先とする2700万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は2950円。
 
■スターフライヤー <9206>
5月旅客数は前年同月比2.2倍。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
24(金)
5月全国消費者物価指数(8:30)
 
【海外】
独6月Ifo景況感指数(17:00)
米5月新築住宅販売(23:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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