堅調展開か
【オープニングコメント】 堅調展開か |
8日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7900円−2万8300円を想定。
NYダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落。ダウ平均は76ドル高の32803ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末5日にかけ3日続伸した好い地合いが継続するとみられ、買い先行が見込まれる。
景気敏感系のバリュー株はここ数日敬遠されていた分、強い買いが期待できる。ハイテク株が買われづらい環境では上値は重いだろうが、下値も堅いと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(前週末5日は133円30−32銭)、ユーロ・円が1ユーロ=137円台の半ば(同136円41−45銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄を中心に、しっかりとした値動きとなりそう。多くの銘柄が決算を発表するなか、好決算銘柄への個別物色も続きそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比35円安の2万8135円だった。
【好材料銘柄】
■ホーブ <1382>
今期経常は7%増益へ。
■三井松島ホールディングス <1518>
今期経常を59%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も70円増額。
■アップルインターナショナル <2788>
今期経常を一転88%増益に上方修正。
■ロードスターキャピタル <3482>
上期経常が56%増益で着地・4-6月期も66%増益。
■アートスパークホールディングス <3663>
上期経常は一転27%増益で上振れ着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.44%にあたる160万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。
■大阪ソーダ <4046>
上期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も8円増額。
■テイクアンドギヴ・ニーズ <4331>
上期最終を5.8倍上方修正・17期ぶり最高益、通期も増額。
■関西ペイント <4613>
4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地。
■ラウンドワン <4680>
上期経常を56%上方修正、通期も増額。9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
■ジオスター <5282>
上期経常を86%上方修正。
■日本冶金工業 <5480>
非開示だった今期経常は41%増益、未定だった配当は20円増配。
■フジクラ <5803>
上期経常を一転38%増益に上方修正・16期ぶり最高益、通期も増額。
■旭ダイヤモンド工業 <6140>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.60%にあたる200万株(金額で14億円)を上限に自社株買いを実施する。
■タムラ製作所 <6768>
4-6月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地。
■日本セラミック <6929>
今期最終を76%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.69%にあたる90万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。
■山一電機 <6941>
上期経常を56%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■名村造船所 <7014>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■新家工業 <7305>
今期経常を一転22%増益に上方修正・32期ぶり最高益更新へ。
■バンダイナムコホールディングス <7832>
上期経常を一転25%増益に上方修正・最高益更新へ。
■三信電気 <8150>
上期経常を71%上方修正。
■はせがわ <8230>
今期経常を一転9%増益に上方修正、配当も1.5円増額。
■レオパレス21 <8848>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
■タカヨシ <9259>
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■UEX <9888>
今期経常を一転29%増益に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
8(月)
【国内】
7月景気ウォッチャー調査(14:00)
《決算発表》
NTT、ソフトバンクG、東エレク、キリンHD、INPEX、住友鉱、ダイフク、日産化、ヤマトHD、GMOPG、鹿島、ホシザキ、ワークマン、ライオン、名鉄、メルカリ、テクノプロHD、住友ゴム、岩谷産、GMO、帝人、東海カ、日製鋼、デサント、パイロット、住友ベ、第一興商、Jマテリアル、リンテック、レノバ、スターツ、JTOWER、長谷川香、マルハニチロ、ローランド、能美防、上村工業、西日本FH、日東工、三星ベ、ニチコン、東洋紡
【海外】
予定はありません
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