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反発スタート、自律反発狙いの買い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、自律反発狙いの買い
【寄り付き概況】


27日午前の日経平均株価は、前営業日比153円83銭高の2万6585円38銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、8.43ポイント高の1872.71で始まった。

前日のNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに5日続落と下値模索の動きが続いており、東京市場でもリスク回避目的の売り圧力が拭えない状況にある。米国では10年債利回りが一時3.9%台まで上昇し、景気を冷やすことへの警戒感が引き続き株価の重荷となっている。

ただ、日経平均は前日までの3営業日合計で1200円以上も下落していることから、下げ過ぎ是正の押し目買いや買い戻しも入りやすいタイミング。先物を絡め目先的にはリバウンド局面に移行する可能性がある。

前日に700円超下落した後とあって短期的な自律反発を見込んだ買いが相場を押し上げている。ファナックやファストリなど値がさ株の一角が買われている。

一方、欧米の利上げ加速による景気後退懸念や、英国など欧州の財務悪化懸念は強く、相場の上値は重い。前日に値持ちの良かった陸運株や百貨店株など経済再開(リオープン)関連の銘柄の下落も目立つ。

個別では、TDK、リクルート、富士フイルムが高い。一方、KDDI、京成、三越伊勢丹が安い。
 
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