兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「結果論」
「結果論」
「結果論」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
序盤の下落から切り返して上昇した。
2月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増で着地。
市場予想の18万2000人増を上回る伸びとなった。
失業率は6.2%と1月の6.3%から低下。
これを受け、米10年債利回りは一時1.626%に上昇。
1年ぶりの水準を更新した。
ただ金利上昇は見えないふりでの株高。
1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案の審議も上院で開始した。
IT関連の支出環境が改善しているとして、バークレイズが投資判断を「オーバーウエート」に引き上げた。
マイクロソフトが2.15%高。
アルファベット、アップルの上昇した。
週間ではS&P500が0.8%上昇。NYダウが1.8%高。
NASDAQは2.1%下落。
3週続落で2月12日最高値からの下落率は約8%。
10年国債利回りは1.576%。
2年国債利回りは0.140%。
2年債と10年債の利回り格差は一時1.471%2015年11月以来の水準に拡大した。
その後は1.4%水準にに戻した。    
原油先物は3.5%の上昇でバレル69.36ドル。
ドル円は108円台前半。
SKEW指数は135.90。
恐怖と欲望指数は48→58。
米上院は6日昼、1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を民主党議員の賛成のみで可決。
これは好感するに違いない。

週末のNYダウは572ドル高の31496ドルと4日ぶりに反発。
高値は31580ドル、上昇率は1.85%。
NASDAQは196ポイント高の12920ポイントと反発。
上昇率は1.55%。
S&P500は73ポイント高の3841ポイントと4日ぶりに反発。
上昇率は1.95%。
ダウ輸送株指数は408ポイント高の13627ポイントと反発。
SOX指数は3.15%高の2920ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は24.66と低下。
3市場の売買高は174億株(前日180億株。過去20日平均は153億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比420円高の29180円。
ドル建ては大証比日中比415円高の29175円。
ドル円は108.34円。
10年国債利回りは1.576%。
2年国債利回りは0.140%。

週間ベースではNYダウは1.8%高、2週ぶり反発。
NASDAQは2.1%安、3週続落(8.3%下落)。
2月12日高値から約8%下落。
S&P500は0.8%高、3週ぶり反発。

週末の日経平均は寄り付き205円安。
終値は65円安の28864円と続落。
日足は2日ぶりに陽線。
ただ一時621円安の大幅下落からの反転だった。
TOPIXは反発。
前引けのTOPIXは▲1.09%安。
日銀は2日連続でETFを購入。
「▲1%での買い」が確認された。
FRBパウエル議長と異なった日銀の黒田総裁。
「長期金利の変動幅拡大は容認せず」が効いたとの声もある。
結果的にTOPIはプラスに転じ反転し反発。
東証マザーズ指数は3日続落。
日経ジャスダック平均は反発。
日経平均は週間では101円の下落。
週足は2週連続の陰線。
東証1部の売買代金は3兆1752億円(前日2兆7613億円)。
32日連続で2兆円超。
値上がり1352銘柄(前日787銘柄)。
値下がり753銘柄(前日1295銘柄)。
新高値33銘柄(前日39銘柄)。
新安値11銘柄(前日12銘柄)。
騰落レシオは107.13(前日106.64)。
NTレシオは15.22倍(前日15.35倍)。
47日連続で15倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(29301円)からは▲1.49%。
2日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は27834円。
右肩上がりの200日線(24704円)からは△16.84%(前日△17.31%)。
2日連続で△20%割れ。
右下がりの5日線(29285円)から▲1.44%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.489%(前日▲18.896%)。
買い方▲7.083%(前日▲7.158%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.225%(前日▲2.011%)。
買い方▲20.507%(前日▲20.152%)。
空売り比率43.6%(3日連続で40%超:前日42.0%)。
空売り規制なしの比率は11.0%(前日8.7%)。
日経VIは26.61と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.06倍(前日22.00倍)。
前期基準では23.27倍。
EPSは1308円(前日1315円)。
225のPBRは1.28倍。
BPSは22550円(前日22601円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.53%(前日4.55%)。
配当利回りは1.66%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.04倍。
前期基準では24.29倍。
PBRは1.36倍。
ドル建て日経平均は266.84(前日270.15)。
東証1部単純平均株価は8円高の2378円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2219円(前日2147円)
東証1部時価総額は709兆円(前日705兆円)。
5日連続で700兆円超。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比420円高の29180円。
高値29195円、安値28300円。
225先物大証夜間取引終値は日中比390円高の29150円。
気学では「初め高いと後安く、逆に下寄りすると後場高し」。
火曜は「前日に引き続いて高き日は反落する」。
水曜は「強象日。押し目買い」。
木曜は「前日来高きは吹き値売り方針で駆け引きせよ」。
金曜は「転機をつくる注意日」。
ボリンジャーのプラス1σが30064円。
プラス2σが30832円。
マイナス1σが28536円。
マイナス2σが27770円。
一目均衡の雲の上限が28074円。
81日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29984円。
下限が29172円。
2日連続で勝手雲の下。
RSIが44.06(前日44.24)。
RCIが3.85(前日8.79)。
先週末に空けたマドは30044円ー29760円。
今週木曜に空けたマドは29336円ー29277円。
月曜は今年6勝2敗。
先週まで6週連続高。
「空売り規制銘柄比率11.0%、RCIの3.85%」は目先底打ちサイン。

《今日のポイント3月8日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
      序盤の下落から切り返して上昇した。
      雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比37万9000人増で着地。
      市場予想の18万2000人増を上回る伸びとなった。
      ドル円は108円台前半。
      SKEW指数は135.90。
      恐怖と欲望指数は48→58。
   米上院は6日昼、1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を民主党議員の賛成のみで可決。
   これは好感するに違いない。

(2)ダウ輸送株指数は408ポイント高の13627ポイントと反発。
      SOX指数は3.15%高の2920ポイントと4日ぶりに反発。
      VIX指数は24.66と低下。
      3市場の売買高は174億株(前日180億株。過去20日平均は153億株)。
      225先物CME円建ては大証比日中比420円高の29180円。

(3)東証1部の売買代金は3兆1752億円(前日2兆7613億円)。
      新高値33銘柄(前日39銘柄)。
      新安値11銘柄(前日12銘柄)。
      騰落レシオは107.13(前日106.64)。
      NTレシオは15.22倍(前日15.35倍)。
      サイコロは4勝8敗で33.33%。


(4)右肩上がりの25日線(29301円)からは▲1.49%。
      2日連続で下回った。
      右肩上がりの200日線(24704円)からは△16.84%(前日△17.31%)。
      2日連続で△20%割れ。
      右下がりの5日線(29285円)から▲1.44%。
      2日連続で下回った。

(5)空売り比率43.6%(3日連続で40%超:前日42.0%)。
      空売り規制なしの比率は11.0%(前日8.7%)。
      日経VIは26.61と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.896%(前日▲19.883%)。
   買い方▲7.158%(前日▲6.201%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.011%(前日▲2.755%)。
   買い方▲20.152%(前日▲18.636%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.06倍(前日22.00倍)。
      EPSは1308円(前日1315円)。
      BPSは22550円(前日22601円)。

(8)ドル建て日経平均は266.84(前日270.15)。
      東証1部時価総額は709兆円(前日705兆円)。
      5日連続で700兆円超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが30064円。
      プラス2σが30832円。
      マイナス1σが28536円。
      マイナス2σが27770円。
      勝手雲の上限は29984円。
      下限が29172円。
      2日連続で勝手雲の下。
      RSIが44.06(前日44.24)。
      RCIが3.85(前日8.79)。
      先週末に空けたマドは30044円ー29760円。
      今週木曜に空けたマドは29336円ー29277円。
      月曜は今年6勝2敗。
   先週まで6週連続高。
      「空売り規制銘柄比率11.0%、RCIの3.85%」は目先底打ちサイン。


今年の曜日別勝敗(3月5日まで)

月曜6勝2敗
火曜5勝3敗
水曜5勝4敗
木曜4勝4敗
金曜2勝7敗

週間ベースで日経平均株価は0.4%安、2週続落(累計3.8%下落)。
TOPIXは1.7%高、3週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.8%安、3週続落(同11.0%下落)。
日経ジャスダック平均は0.5%安、3週続落(同2.8%下落)。
東証2部指数は0.4%安、2週ぶり反落。
東証REIT指数は1.6%安、2週続落(同2.1%下落)。

「空売り規制銘柄比率11.0%、RCIの3.85%」は目先底打ちサイン。
とはいえ、あくまでも過去のデータに基づいた結果論。
都合の良いデータを持ち出して、推論しただけに過ぎない。
この「都合の良い」というのが曲者だ。
結果ありきから論理を組み立てる姿勢。
なにも株式市場だけの話ではあるまい。
医学には臨床と基礎という世界に分かれる。
おそらく臨床は患者さんの容態の変化に対応した姿勢を取るのだろう。
基礎はおそらく理論に基づいた実験を反復し立証する姿勢なのだろう。
門外漢なのでよくはわからないが、そんなものだという気がする。
株式市場も相場という実態に触らないで、データだけをひっくり返している部分が結構多いような気がする。

日経ヴェリタスの記事。
バフェット氏、神通力に陰り?恒例の「株主への手紙」公開。

【債券投資について】最近では債券は投資対象にならない。世界の債券投資家の未来は厳しい
【高リスク商品について】低金利だからといって高リスクローンは投資すべきではない
【自社株買いについて】米国のCEOは高値でもやみくもに自社株買いするが、我々はその逆をやる
【引退時期について】(傘下の)ネブラスカ・ファニチャー・マートの創業者はロシア移民で103歳まで動いた。
 チャーリーと私から見れば、早すぎる退職だ。
【米国株について】人の潜在能力を引き出す場所として米国以外に最良の国はない
【株式投資について】株式保有は(ゼロサム・ゲームではなく)プラスサム・ゲームだ。
 バフェット氏への批判や失望の声は期待の高さの裏返しでもある。
 コロナ禍が収束せず、株式市場に波乱の雰囲気が漂う中、人々は「賢人」の金言を今なお必要としているようだ。

バイオテクノロジーが拓く『第五次産業革命』。
結構役に立つ。


◇━━━ カタリスト━━━◇

セメダイン(4999)・・・動兆

セメダインに注目する。
同社は接着剤の大手。
文具から建設・工業用、建設シーリング材強い。
巣ごもり需要の消費者製品は堅調だは全体は軟調。
カネカと協力し溶接補強などの高機能品開拓中。



(兜町カタリスト櫻井)
a