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114円続落、米株安も押し目買いで下値は限定か
【市況】東京株式(寄り付き)=114円続落、米株安も押し目買いで下値は限定か
【寄り付き概況】

19日午前の日経平均株価は、前営業日比114円41銭安の2万2565円92銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.97ポイント安の1763.46で始まった。
 
取引開始前、米トランプ大統領が2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対し、10%の追加関税を課す検討を命じたと報じられ、米中の貿易摩擦が一段と悪化するとの懸念が強まり、売りが優勢となった。
 
前日の米国株市場では、米中貿易摩擦に対する警戒感からNYダウが一時260ドル以上の下げを見せるなど下値模索の展開となり、この流れを東京株式市場でも引き継いでいる。
 
ただ、外国為替市場では1ドル=110円台半ばのもみ合いで円高には振れておらず、日経平均は米株安に先んじる形で前日に170円強の下げを見せていたこともあって、下値では押し目買いが入る展開も想定。全般、上値は重いものの底堅さを発揮する可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは鉱業、石油、精密機器、卸売。値下がりで目立つのは空運、その他製品、水産、化学、その他金融など。
 
個別では、任天堂は続落し、ファナック、ホンダが売られている。東海カが小甘く、信越化は軟調。三菱UFJが弱含み、アステラス薬、武田は軟化。ファーストリテ、資生堂は小安い。
半面、トヨタ、村田製、東エレクが強含み、クボタ、SUMCO、キヤノン、キーエンス、ソフトバンクG、JT、三菱商、三井住友が買われている。
 
225先物は、大和・野村・みずほ・ソジェン・SBIが買い越し。
日興・パリバ・アムロ・JP・メリルが売り越し。
TOPIX先物は大和・ソジェン・ドイツ・野村が買い越し。
GS・バークレイズ・JP・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、システナ(2317)、大王紙(3880)、マークラインズ(3901)、レッグス(4286)、ゼリア(4559)、ニッカトー(5367)、ベクトル(6058)、ストライク(6196)、コーナン商事(7516)、イズミ(8273)、競馬(9672)、GSP(9740)が動兆。
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