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日経平均株価は前場終値比で下げ幅拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ幅拡大
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比148円45銭安の2万1314円41銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、12.42ポイント安の1547.48で始まった。
米国の利下げ観測に伴う円高進行が嫌気され、日経平均株価、東京株価指数(TOPIX)ともに一段安。
外国為替市場では、1ドル=107円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、ソフトバンクG、NTTが売られ、ファーストリテが値を下げている。任天堂、ソニー、トヨタは軟調で、三菱UFJ、三井住友、みずほFG、資生堂、武田はさえず、村田製、太陽誘電が売られている。
半面、国際帝石は値を上げ、JXTG、出光興産は買われている。川崎船、商船三井は堅調で、日本製鉄、JFEはしっかり。ZOZOは強含んでいる。
 
企業の今期想定為替レート(1ドル=108〜109円)を上回る円高進行で業績期待が低下するだろう。
今年10月に予定される消費増税の影響への懸念も拭えない。
これらの点を考慮すれば、海外投資家の日本株投資意欲は依然高まりにくいだろう。日経平均は節目として意識される2万1500円手前での失速から、後場一段の売りが出る可能性もある。
なお、大量保有報告書や変更報告書を見ると機関投資家の中小型株売買が活発となっている。外部環境の影響を受けにくい、成長期待株の個別物色に活路を見出したいところだ。
 
 

 
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