米国が休日で商いの薄い中をドルは堅調に推移して113円回復
【為替】米国が休日で商いの薄い中をドルは堅調に推移して113円回復
|
東京時間に当日安値112.635円まで下げたドルは株価の下げ幅縮小と共に買い戻されて113円台に乗せ、其の後は113円を挟んで揉み合いが続いた。欧州株式市場が売られて始まるとドルは再び113円を割れたが、米国が休日で商いの薄い中をドルは上昇し、再び113円を回復したあとも堅調に推移した。
そしてNY市場引け間際に当日高値113.250円まで上昇し、最後も前日比+42銭高の113.190円と113円台に乗せて引けた。ユーロ(+48.5銭)やポンド(+71銭)、トルコリラ(+32銭)、南アランド(+3.5銭)も買われる一方、豪ドル(-48.5銭)やNZドル(-9銭)は値下がりし、政策金利を据え置いたカナダは今後の利上げについて慎重姿勢を示した為にカナダドルも値下がり(-27銭)して引けるなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
米国が休日で株式、債券市場が休場となり、商いの少ない中でドルは113円を回復し、下値では買われ易い事が示された。ドルは上値が重い状況だが下値も堅く、しばらくはこの様な揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]