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トルコリラ一服がユーロ相場にも。
【為替】トルコリラ一服がユーロ相場にも。
[概況]

16日の東京外国為替市場は、トルコリラ安の下落が一服していることを好感し、ユーロ相場が堅調だった。
多くのユーロ圏の銀行がトルコ関連のリスク資産を保有するなど、ユーロ圏はトルコと結びつきが強いことから、このところのユーロ相場は今回のトルコリラ安を間接的に受け、大きく動揺していた。

ユーロ相場の動きを対円で見てみると、序盤はやや売り圧力が強く本日の安値125.270円まで下落。

しかし、中盤以降は上記の理由が好感されはじめ、126.00円台まで水準を回復させる。
終盤にかけても上昇の動きは続き、ユーロ円は一時本日の高値126.360円まで買い進められるに至っている。

この後、ユーロ円の動きを予想するうえで注目となるのが、やはりトルコ情勢の動向か。
昨日はカタールがトルコに150億ドルの投資を確約との報道もあったが、一方で対米関係は米国人牧師拘束問題などを巡り泥沼化の様相を呈していることを考えると、神経質な値動きへの対応は準備しておきたいところだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]
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