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続伸、日米首脳会談通過で海外勢が買い戻し
東京株式(前引け)=続伸、日米首脳会談通過で海外勢が買い戻し
 
19日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比137円94銭高の2万2296円14銭だった。
朝方から買いが先行し、日経平均株価は一時202円高の2万2360円まで上げ幅を拡大した。取引開始前に終了した日米首脳会談や共同記者会見は波乱なく通過し、買い安心感が広がった。
為替相場も足もと1ドル=107円台半ばまで円安が進行しリスク選好ムードを後押した。
 
市場では「注目されていた日米首脳会談で、経済分野が想定の範囲内の結果にとどまり新味に欠ける内容だったが、同会談をきっかけに、買い戻しの動きが進んだようだ」との声が聞かれた。
ただ、米国市場は決算をにらんで売り買い交錯気味で、国内も企業の決算発表が控える。積極的に上値を追う動きは限られそうだ」との見方が出ている。
 
業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、鉄鋼、電気・ガス業の上昇が目立った一方、ゴム製品、小売業、サービス業などは下落した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2755億円、売買高は8億381万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1210、値下がりは769、変わらずは96だった。

個別では、三菱UFJや三井住友FGなどメガバンクが物色人気となったほか、住友金属鉱山など非鉄株にも買われるものが目立つ。ソフトバンクやトヨタ、安川電機も堅調。エムアップがストップ高に買われたほか、安永も値を飛ばした。
 
半面、マネックスグループが売りに押され、SUBARUも安い。任天堂、ルネサス、キーエンスも値を下げた。レノバが急反落、アイスタイル、TATERUも大きく値を下げた。
 
東証2部指数は前日比2.52ポイント高の6990.20ポイントと続伸した。
出来高8530万株。値上がり銘柄数は245、値下がり銘柄数は165となった。
 
個別では、クレアホールディングス、ダイナック、魚喜、三光マーケティングフーズが年初来高値を更新。ASTI、リミックスポイント、インスペック、ヨネックス、指月電機製作所が買われた。
 
一方、朝日印刷、東芝、ハイレックスコーポレーション、リヒトラブが年初来安値を更新。フュートレック、サンコーテクノ、アイケイ、宮入バルブ製作所、サイバーステップが売られた。
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