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ドル売り広がり、米ドル円は上値重い
【為替】ドル売り広がり、米ドル円は上値重い
[概況]
 
26日欧米時間の外国為替市場において、米ドル売りが先行する動きとなった。世界各地で、新型コロナウィルス感染拡大の抑制が確認されるほか、ワクチンや治療薬の開発が進んでいるとの報道を受けて、資金の逃避先としての米ドルの需要が低下している模様。米ドルは、対円のみならず、広範な通貨に対して売りが先行しており、ドルインデックスも1%近く下落する格好となった。
 
米ドル円は、欧州時間の序盤こそ107円台後半で推移していたものの、その後は値を削りって一時107.40円へと水準を落としている。他方でクロス円各通貨は対照的な動きで、豪ドル円が前日比で1.5%上昇したのをはじめとして軒並み堅調な動きとなった。米ドル円は5月19日に示現した108.10円付近における上値の重さを再確認した格好で、テクニカル的にも軟調さが目立っており、目先は下値模索の動きに繋がる可能性がある。5月安値が105.98円で、同水準を意識する展開も視野に入れたい。
 
[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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