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売り買いともに手控え姿勢か

売り買いともに手控え姿勢か
19日の日経平均が小幅続伸。終値は前日比20円高の2万1302円だった。
昨日の米国市場はプレジデンツデーのため休場。代わって注目された欧州市場は小動きで材料とならず。
薄商いの中の膠着相場だった様子がうかがえる。市場全体では米中貿易協議への期待感が依然として強く、今後も緩やかながら米株高、円安の流れが続くとの見方が増えている。
きょうの高値は2万1344円まであり、24カ月線(2万1446円、19日時点)が射程圏内に入ってきた。昨年後半にかけては厳しい下げに見舞われたが、月足の節目を抜ければ、それが新たな買いシグナルとなって上昇が続く展開も期待できるだろう。
 
国内企業の業績も10-12月期でボトムを打った可能性が出ており今の流れを後押ししそうである。ただ、多くはトランプ大統領の一存で決まる要素が多く、今後も不確定な面を抱えながら恐る恐る上値を試すことになりそうだ。
 
 
明日(20日)の東京株式市場は、手掛かり材料難のなかで売り買いともに手控え姿勢が一段と強まりそうだ。
日経平均は、心理的なフシ目とされる2万1500円に接近してきたこともあり、戻り売りへの警戒感から買い上がる勢いが後退しているようだ。
 
また、ホンダによる工場閉鎖方針を受けた英国市場の弱さがみられてくるようだと、欧州市場全体への不安感が強まる格好となり、改めて日本株への不安要因として警戒されてくることになりそうだ。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
 
22089.67  200日移動平均線
21973.25  均衡表雲上限(週足)
21713.25  26週移動平均線
21698.33  均衡表基準線(週足)
21684.43  均衡表雲下限(週足)
21510.78  ボリンジャー:+1σ(13週)
21506.88  ボリンジャー:+3σ(25日)
 
21302.65  ★日経平均株価19日終値
 
21259.29  ボリンジャー:+2σ(25日)
21153.49  75日移動平均線
21105.59  6日移動平均線
21011.70  ボリンジャー:+1σ(25日)
20829.74  均衡表転換線(日足)
20823.69  均衡表雲上限(日足)
20790.13  13週移動平均線
20774.30  均衡表基準線(日足)
20764.11  25日移動平均線
20516.52  ボリンジャー:-1σ(25日)
20494.22  ボリンジャー:-1σ(26週)
20272.58  均衡表雲下限(日足)
20268.93  ボリンジャー:-2σ(25日)
20166.19   新値三本足陰転値
20146.38  均衡表転換線(週足)
20069.48  ボリンジャー:-1σ(13週)
20021.34  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
5日線や25日線が上昇を続けていることもあり、上昇トレンドが長期継続する可能性が高まる格好となった。
一目均衡表では、日々線は雲上限を上放れて推移。転換線と基準線がともに上向きを続けて強地合いを再確認。遅行線も株価上を走って強気シグナル発生を続けている。
ボリンジャーバンドでは、2日連続で終値が+2σを上回り、レンジの上方拡張局面入りを強く示唆。
 
 
 
 
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