兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値上がり優勢、自律反発狙いの買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、自律反発狙いの買い

 
東証グロース市場は前日に大きく下げた反動で自律反発狙いの買いが優勢となった。東証マザーズ指数は堅調。グロースCoreは小幅続落。東証マザーズ指数の終値は前日比4.05ポイント(0.55%)高い742.40だった。グロース市場に上場する全銘柄の56%が上昇した。
 
前日までの続落を受けて主力銘柄を中心に自律反発狙いの買いが入り、指数を押し上げた。
「株式市場の動揺が収まったわけではないが、前日までの急落で割安感が強まったことも個人投資家の押し目買い意欲を強めた」とみていた。
東証グロース市場ではM&A総研やTKPが上昇した。一方、JTOWERやバイセルは下落した。
値上がり銘柄数285、値下がり銘柄数199と、値上がりが優勢だった。
 
市場関係者は「米長期金利が一時と比べて低い水準で推移し、追い風になっている」と指摘した。この日の東京株式市場は全体的に小型株が値を上げる一方で大型株は伸び悩む構図となり、値動きの良い小型株に個人投資家の関心が集まったとみられる。
 
個別ではヘッドウォータース、免疫生物研究所、セルシードがストップ高。バルニバービ、Uniposは一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン、unerry、eWeLL、グッピーズ、ギックスなど7銘柄は昨年来高値を更新。サイフューズ、ベストワンドットコム、東京通信、ROBOT PAYMENT、ラストワンマイルが買われた。
 
 一方、FRONTEO、アクセルマーク、はてな、CINC、モイなど16銘柄が昨年来安値を更新。Enjin、tripla、ACSL、クラウドワークス、INTLOOPが売られた。
 
a