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NYダウ172ドル高、ハイテク株がけん引
【市況】NYダウ172ドル高、ハイテク株がけん引
5日のNYダウ工業株30種平均が3日続伸した。前日比172ドル15セント高の2万5411ドル52セントと昨年12月上旬以来、約2カ月ぶりの高値で終えた。
 
5日発表の1月の米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数は市場予想を下回ったが、好不況の節目である50を大幅に超えた。前週発表された雇用関連指標も好調で、米景気への懸念が和らいでいる。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急がない姿勢を鮮明にしていることも買い安心感につながっている。
 
米主要企業の決算も総じて堅調で、景気敏感株への買いが続いた。航空機のボーイングが3%あまり上昇し、1銘柄でダウ平均を90ドル近く押し上げた。アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなどの主要ハイテク株への買いも目立った。
 
また、化粧品大手エスティローダーが朝方発表した2018年10〜12月期決算は、中国でスキンケア製品の販売が大きく伸びたことから、1株当たり利益や売上高が市場予想を上回った。高級アパレル大手ラルフローレンの同期決算も予想を上回る良好な内容となったことが好感され、市場では消費関連銘柄を中心に買いが膨らんだ。
 
5日夜にはトランプ米大統領が一般教書演説に臨む。大統領が米中貿易協議の進展状況やインフラ投資に言及すれば、6日の市場で買い材料視されるとの思惑も相場を支えた。
 
半面、ダウ平均は48ドル高まで伸び悩む場面があった。今年に入って4日までに1900ドルあまり上昇しており、利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。
 
セクター別では、耐久消費財・アパレルやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で銀行やヘルスケア機器・サービスが下落した。
 
ナスダック総合株価指数は続伸した。同54.548ポイント高の7402.084と約2カ月ぶりの高値で終えた。主力株が軒並み上昇した。前日夕に発表した2018年10〜12月期決算で営業利益が市場予想に届かなかったアルファベット(グーグル)も上げて終えた。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
25,411.52+172.15
S&P500種
2,737.70+12.83
ナスダック
7,402.084+54.548
NY金(ドル/トロイオンス)
1,319.30−2.80   
NY原油(ドル/バレル)
53.72−0.84
円・ドル
109.93 - 109.94+0.08


 

【シカゴ日本株先物概況】

シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
3月物は前日比45円高の2万0925円で引け、5日の大取終値を95円上回った。
米企業の好決算や米利上げ観測の後退を手掛かりに投資家心理が上向き、米株とともに買われた。円安進行も相場を支えた。

この日の3月物高値は2万0960円、安値は2万0800円。
 

シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
20925 ( +95 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
20930 ( +100 )
( )は大阪取引所終値比



【欧州株式市場】
 
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7177.37(+143.24)
FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンド安を好感し6日続伸した。朝方からじわじわと上げ幅を広げ、日中の高値水準で引けた。6日連日で上昇するのは2018年4月以来となる。前日4日の終値に比べ143.24ポイント高の7177.37と、終値ベースで18年10月上旬以来、約4カ月ぶりの高値で引けた。
石油のBPを筆頭にエネルギー株と多国籍企業の大型株を中心に幅広い銘柄に買いが広がり、構成銘柄の約9割が上昇した。
 
個別銘柄では、BPは5%超上昇し、指数の上げを主導した。18年10〜12月期の決算で利益が市場予想を上回ったほか、年間利益も増益となったことが買い手がかりになった。
ロイヤル・ダッチ・シェルとエネルギー関連サービスのウッド・グループにも買いが広がった。為替相場でポンドが下落し、ポンド安の恩恵を受けやすい海外で収益を得る医薬品株、たばこ株、食品・日用品のユニリーバや酒類のディアジオにも買いが集まった。いずれも時価総額の大きい銘柄であることから、株価指数の押し上げ効果が大きかった。銀行株も高くなった。
 
半面、不動産投資信託(REIT)のセルゴの下げが目立った。複数のアナリストが投資判断を引き下げことが響いた。同業のブリティッシュ・ランドも小安く引けた。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11367.98(+191.40)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅に反発した。
終値は前日4日と比べて191.40ポイント高の11367.98だった。
4日の米株高や5日の英株高が波及し、欧州各国の株式相場も大幅に上昇した。ドイツ株では下落したのが2銘柄にとどまり、ほぼ全面高となった。
 
個別銘柄では、前日に引き続きオンライン決済サービスのワイヤーカードが指数の上げを主導し、7%超高で引けた。不正取引に関与した疑惑が後退し、買い戻されている。アナリストが目標株価を引き上げた透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアも高かった。
 
一方で半導体のインフィニオンテクノロジーズが下落。慎重な業績見通しを示したことが売り材料視された。鉄鋼のティッセン・クルップは小幅安で引けた。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5083.34(+83.15)
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