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日経ジャスダック平均は続伸、リスク回避姿勢が後退
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続伸、リスク回避姿勢が後退

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比40円03銭高い2914円99銭となった。
欧米を中心に新型コロナウイルスによる死者数の伸びが鈍化しつつあるとの見方から、前日の欧米株が大幅上昇した。投資家のリスク回避姿勢が後退し、国内新興市場でも幅広い銘柄に買いが先行した。マクドナルド、ワークマンが上昇。半面、興研や中京医薬、セリアは下落した。
政府が7日、過去最大規模となる108兆円規模の経済対策を閣議決定することも、新型コロナの感染拡大による景気後退に歯止めをかける要因に繋がると受け止められそうなことも安心感に繋がると見込まれる。
ただ、市場では「東京市場は前日の上昇で、欧米における感染拡大の鈍化をある程度織り込んだ」との声も聞かれ、買いの勢いが鈍る可能性は残る。
ジャスダック市場の売買代金は概算で229億円、売買高は4910万株。
値上がり銘柄数は495、値下がり銘柄数は105となった。
 
個別では、ジェクシード、APAMAN、ソレキアがストップ高。グッドライフカンパニー、大谷工業は一時ストップ高と値を飛ばした。ズームは年初来高値を更新。NaITO、日本色材工業研究所、シダックス、Shinwa Wise Holdings、オーエムツーネットワークが買われた。
 
一方、メディカル一光グループ、松本油脂製薬、川重冷熱工業、桂川電機、日本出版貿易が年初来安値を更新。太洋工業、興研、中京医薬品、大木ヘルスケアホールディングス、木徳神糧が売られた。
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