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3日続落、新型コロナ感染拡大を懸念
【市況】東京株式(寄り付き)=3日続落、新型コロナ感染拡大を懸念
【寄り付き概況】

 
20日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比147円51銭安の2万5486円83銭。
 
日本時間20日朝の米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で、NYダウ工業株30種平均先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ工業株30種平均」の12月物が19日清算値から一時300ドル近く下げたのを受け、日本株にも売りが出ている。
新型コロナウイルスの感染者数が世界的に増加するなか、経済活動の停滞があらためて懸念されている。
東京株式市場はあすから3連休を控えて、いったん手じまい売りも出やすいようだ。
 
ムニューシン米財務長官は19日、米連邦準備理事会(FRB)と共に打ち出した一連の緊急融資プログラムについて、一部を期限となる12月31日以降は延長しない方針を示したと伝わったのも、米株価指数先物などの売りを促したようだ。もっとも、ダウ先物の下げ止まりとともに、日経平均もその後は下げ渋っている。
為替は1ドル=103円70銭台で推移している。円高傾向も嫌気され、売りが先行している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりはその他製品、情報・通信など。値下がり上位に保険、繊維、陸運、紙パ、倉庫、建設など。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
 
個別では、ファーストリテ、ソニー、ダイキン、テルモ、中外薬が安く、トヨタ、ファナック、TDKもさえない。半面、ソフトバンクG、東エレク、日東電工が高い。
 
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