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反落スタート、クレディ・スイス買収合意は支えに
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、クレディ・スイス買収合意は支えに
【寄り付き概況】


20日の日経平均株価は、前営業日比80円06銭安の2万7253円73銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.59ポイント安の1949.83で始まった。

足もとで再びリスク回避目的の売りがやや優勢。前週末はドイツやフランス、英国などの主要国の株価指数が全面安商状となったほか、米国株市場でも金融株や景気敏感株を中心に幅広く売りが広がり、NYダウは一時500ドルを超える下げをみせた。
地銀株への売り圧力が拭えず、ゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手金融株も大きく下落、全体相場の下げを助長する格好となった。今週21〜22日の日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑が漂う。
一方、UBS<UBS>によるクレディスイス<CS>買収が決定したことはプラス材料となっている。

日銀や米連邦準備理事会(FRB)など6中央銀行が資金調達市場の緊張を和らげる狙いで「スワップ取り決め」を通じて米ドル供給を拡充するとも発表。日経平均は一方的に下げる展開にはなっていない。

個別では、トヨタが昨年来安値を更新。郵船が売られている。ゆうちょ銀が軟調。一方、三菱UFJや三井住友FGなど大手銀の一角は買いが優勢となっている。


 
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