日経ジャスダック平均は反発、前田製作などがS高
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、前田製作などがS高
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22日投開票の衆院選で与党が大勝し、日銀による金融緩和が続くとの見方から買いが優勢になった。
東証1部の多くの上場銘柄が上昇したことで投資家心理が改善し、ジャスダック平均を押し上げた。
減速機メーカーのハーモニックや求人サイト運営のエンジャパンなど、時価総額が大きい銘柄の上昇率が高かった。市場では「2017年4〜9月期の決算発表の本格化を前に、好業績期待の根強い銘柄に投資家の買いが集まりやすくなっている」との声が出ていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で607億円、売買高は1億942万株だった。
値上がり銘柄数は479、値下がり銘柄数は196となった。
個別では、エムケー精工、前田製作所、カーメイトがストップ高。ネクストウェア、サンウッドは一時ストップ高と値を飛ばした。
大成温調、翻訳センター、日本プリメックス、バッファローなど23銘柄は年初来高値を更新。
今村証券、ピクセルカンパニーズ、エノモト、多摩川ホールディングス、トーインがり率上位に買われた。
一方、ウェッジホールディングス、ZOAが年初来安値を更新。重松製作所、大井電気、幼児活動研究会、デュアルタップが売られた。