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「予報に文句」
「予報に文句」
 
「予報に文句」
 
 
木曜のNY株式市場でNYダウは反落。
シスコシステムズの業績見通しの悪化を懸念した。
シスコは11.2%急落。
S&P500は一時3387.24まで上昇。
2月19日に付けた終値ベースの最高値3386.15を上回ったが終値は反落。
ただアップルが1.8%上昇しNASDAQは続伸。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は96万3000件。
前週の119万1000件から減少しプラス材料となった。
過去最高額となった30年債入札に対する需要が低調だったことから国債利回りは上昇。
10年債利回りは一時6月24日以来の高水準となる0.727%まで上昇。
10年国債利回りは0.717%。
2年国債利回りは0.164%。
追加の新型コロナウイルス経済対策を巡る協議に進展が見られないことが相場の警戒材料。
ドル円は一時107円台に上昇し終値ベースは106円台後半。
SKEW指数は136.11。
恐怖と欲望指数は73→72。
 
木曜の日経平均は寄り付き280円高。
終値405円高の23249円と3日続伸。
2月21日以来約半年ぶりの高値水準を回復した。
日足は3日連続の陽線。
「日経平均が400円以上も上がっている割には値上がり銘柄数は1478銘柄。
全体の68%しかない。
商いも盛り上がったとはいえず、どこか腰の引けた強気転換」という声が聞こえるのは逆に安心感。
東証1部の売買代金は2兆5583億円と4日連続で2兆円超。
値上がり1478銘柄(前日1641銘柄)。
値下がり615銘柄(前日472銘柄)。
新高値63柄(前日54銘柄)。
新安値0銘柄(前日1銘柄)。
新安値ゼロを尊重したい局面。
見る場所によって相場観は変わる。
騰落レシオは96.44(前日99.34)。
むしろ低下したことを弱気視するかあるいは好感するかで相場観は変わる。
6月29日以来32日連続の2ケタ。
NTレシオは14.31倍(前日14.23)。
5日ぶりに上昇した。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(22588円)からは△2.93%。
3日連続でに上回った。
右肩上がりの75日線は21814円。
1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月19日か20日。
ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
横ばって来た200日線(21994円)から△5.71%。
右肩上がりの5日線(22718円)から△2.34%。
3日連続で上回った。
22874円と23111円に窓を空けた格好だ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.595%(前日▲17.762%)。
買い方▲8.316%(前日▲9.016%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.776%(前日▲22.866%)。
買い方▲17.664%(前日▲19.327%)。
空売り比率は38.0%(2日連続の40%割れ:前日39.0%)。
空売り規制なしの比率は7.3%。
Quick調査の8月7日時点の信用評価損率は▲17.86%(前週▲20.60%)。
2週ぶりの改善。
8月7日時点の裁定売り残は1386億円増の1兆7780億円。
(当限は1兆5383億円)
2週ぶりの増加。
同裁定買い残は153億円増の3759億円。
(当限は3057億円)。
2週ぶりの増加。
日経HVは19.2、日経VIは21.58。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.79倍(前日21.22倍)。
前期基準では18.28倍。
EPSは1066円(前日1076円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは21.79倍。
計算上のEPSは1066円。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21136円(前日20957円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.59%(前日4.71%)。
配当利回りは1.96%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.76倍。
前期基準では19.52倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
ドル建て日経平均は217.98(前日214.06、12月13日が219.64)。
7月25日の215.01を上抜いた。
次は昨年12月の219.64がターゲット。
東証1部単純平均株価は25円高の2141円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1812円(前日1716円)。
東証1部の時価総額は619兆円(前日612兆円)。
2日で15兆円増加。
シカゴ225先物終値は大証日中比15円安の23195円。
高値23305円、安値23130円。
大証夜間取引終値は日中比30円安の23180円。
気学では「急騰することあり。吹き値は利食いのこと」。
月曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
火曜は「押し込むと小底入れをみる日。突っ込みあれば買い」。
水曜は「押し目買いの日。後場にかけて高きことあり」。
木曜は「軟弱日。戻り売り方針良し」。
金曜は「戻り売り方針の日。高値を見ても翌日弱し」。
ボリンジャーは拡散に転じた。
プラス1σが22880円。
プラス2σが23172円。
プラス3σが23674円。
一目均衡の雲の上限が22354円。
8日連続で雲の上。
勝手雲の上限は22337円で下限は22232円。
3日連続に雲の上。
黒くねじれた勝手雲は19日に白くねじれる。
RSIが55.71。
RCIが68.96。
7月SQ値22601円ははるか下。
2月21日の23378円が欲しい週末はアノマリー的には「株高の日」。
今週から金曜ロードショーは3週連続の「スタジオジブリ」で今夜は「トトロ」。
もっともジブリの呪いはしばらく消えている。
8月第1週の対内対外投資で海外投資家は2388億円の買い越し。
7月オプションSQ値は23350円79銭。
2月が23744円、1月が23857円だった。
 
 
《今日のポイント8月14日》
 
(1)ダウ輸送株指数は48ポイント安の10886ポイントと12日ぶりに反落。
   SOX指数は1.11%安と反落。
   VIX指数は22.28。
   3市場の売買高は87億株と減少(過去20日平均は102億株)。
 
(2)新高値63柄(前日54銘柄)。
   新安値0銘柄(前日1銘柄)。
   新安値ゼロを尊重したい局面。
   見る場所によって相場観は変わる。
 
(3)右肩上がりの25日線(22588円)からは△2.93%。
   3日連続でに上回った。
   右肩上がりの75日線は21814円。
   1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月19日か20日。
   ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
   横ばって来た200日線(21994円)から△5.71%。
   右肩上がりの5日線(22718円)から△2.34%。
   3日連続で上回った。
   12日高値22874円と13日安値23111円に窓を空けた。
 
(4)騰落レシオは96.44(前日99.34)。
   むしろ低下したことを弱気視するかあるいは好感するかで相場観は変わる。
   6月29日以来32日連続の2ケタ。
   NTレシオは14.31倍(前日14.23)。
   5日ぶりに上昇した。
   サイコロは5勝7敗で41.67%。
 
(5)空売り比率は38.0%(2日連続の40%割れ:前日39.0%)。
   Quick調査の7月31日時点の信用評価損率は▲17.86%(前週▲20.60%)。
   2週ぶりの改善。
   8月7日時点の裁定売り残は1386億円増の1兆7780億円。
   2週ぶりの増加。
   同裁定買い残は153億円増の3759億円。
   2週ぶりの増加。
 
(6)日経平均採用銘柄の予想PERは21.79倍(前日21.22倍)。
   EPSは1066円(前日1076円)。
   暫定PERは21.79倍。
   計算上のEPSは1066円。
 
(7)ドル建て日経平均は217.98(前日214.06、12月13日が219.64)。
   7月25日の215.01を上抜いた。
   次は昨年12月の219.64がターゲット。
 
(8)ボリンジャーは拡散に転じた。
   プラス1σが22880円。
   プラス2σが23172円。
   プラス3σが23674円。
   勝手雲の上限は22337円で下限は22232円。
   黒くねじれた勝手雲は19日に白くねじれる。
 
(9)7月SQ値22601円ははるか下。
   2月21日の23378円が欲しい週末はアノマリー的には「株高の日」。
   ただ大証夜間取引終値は日中比30円安の23180円。
   今週から金曜ロードショーは3週連続の「スタジオジブリ」で今夜は「トトロ」。
   もっともジブリの呪いはしばらく消えている。
 
 
今年の曜日別勝敗(8月13日まで)

月曜14勝14敗
火曜17勝13敗
水曜14勝16敗
木曜13勝18敗
金曜13勝16敗。
 
 
木曜のNYダウは80ドル安の27896ドルと反落。
NASDAQは30ポイント高の11042ポイントと続伸。
一時11124ポイントまで上昇した。
S&P500は6ポイント安の3373ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は48ポイント安の10886ポイントと12日ぶりに反落。
SOX指数は1.11%安と反落。
VIX指数は22.28。
3市場の売買高は87億株と減少(過去20日平均は102億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比15円安の23195円。
ドル建ては大証日中比変わらずの23210円。
ドル円は106.92円。
10年国債利回りは0.717%。
2年国債利回りは0.164%。
 
昨夕の東京の雷雨。
17時からの番組開始時は大雨で17時30分の番組終了時にはカラッと晴天。
天気予報では雷雨予報はなかったのでこれに対する文句は多かった。
しかし、天気予報が外れたからと言って文句を言うのがいかがなものなのだろう。
昔は「外れるもの」の代表が天気予報だったが、衛星やコンピュータの進展によって確度は高くなった。
それでも100%にならないのは相手が自然現象だからだ。
時としてコンピュータよりも古老の経験則の方が勝ることもある。
それでも「天気予報に文句」という姿勢は消えない。
株の世界だって同様だ。
「23000円は付けない」と言っていた市場関係者は多かったがあっという間に付けてしまった。
「見間違えた」とのコメントもなく、今度は滔々と23000円台の世界の未来をコメントする。
天気も株価も日々移ろうからうまい具合に過去の過ちが消される仕組みは一緒。
もちろん「見間違え」「読み間違え」と文句を言う向きもあるが、天気予報ほどではない。
つまり株価見通しは天気予報よりは当然ながら信頼度に欠けているということなのだろう。
これを幸いに市場関係者は「株のことですから」という免罪符で棲息しているような印象だ。
「秘伝」だとか「必勝法」とかのネーミングを使われることも散見される。
しかし、本当に秘伝だとか必勝法ならばそんなものは表に出てきて喋られる訳はない。
秘伝とか必勝法でないから、マスコミや講演会などで話して儲けるのだろう。
「人は欲望の世界」というのは市場内でも市場外でも歴然と感じられるテーマだ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
エラン(6099)・・・動兆
 
エランに注目する。
同社は全国の病院や介護関連施設を通じ利用者にタオルなどをレンタルする「CSセット」を提供。
導入施設数、利用率とも好調な伸び。
介護食品や歯磨き粉など衛生用品のオンライン販売強化。
20年12月期第2四半期連結決算は上ブレ。
通期業績予想の上方修正を発表。
昨日後場大幅高。


(兜町カタリスト櫻井)
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