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小幅に上げ幅は拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=小幅に上げ幅は拡大
【後場寄り付き概況】

6日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比427円26銭高の1万8247円45銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、23.68ポイント高の1348.81で始まった。
前場終値と比較して小幅に上げ幅は拡大している。
外国為替市場では、1ドル=108円90銭近辺で推移。中国の上海総合指数は下落している。
 
日本では緊急事態宣言の準備入りに入ったとの報道によって、結果的には不透明感が払しょくされたほか、緊急経済対策への思惑等から、買い先行で始まった。
 
新型コロナウイルスに関連する思惑等から、ショートカバーにつながったようである。緊急事態宣言が今夕にも出されるとみられているが、「ロックダウン」(都市封鎖)のような強制力は持っていないほか、社会インフラの分野は動くため、買い戻しにつながった動きもありそうだ。緊急事態宣言が出されるとの見方から、巣ごもり消費を意識した物色が引き続きそうである。
 
売買代金上位では、富士フイルムを筆頭に、ソフトバンクG、デンカ、KDDI、NTTドコモ、東エレクなど主力処は全般強い値動き。業種別では、空運、その他金融、鉄鋼、非鉄金属の4業種のみがマイナス圏。

個別では、信越化、アドテストが上げ幅を拡大している。KDDI、富士フイルム、テルモも堅調となっている。
一方、丸井G、日通、アサヒが安い。豊田通商や伊藤忠、住友商といった商社株の下げが午後に入っても目立っている。
 
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