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日経ジャスダック平均は反落、新興企業株は買い見送り気分が強い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、新興企業株は買い見送り気分が強い
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円38銭安い3912円17銭だった。
 
個人投資家の人気が高い東証1部の鉄鋼や非鉄株がにぎわったことで、新興企業株は買い見送り気分が強まった。
 
小高い場面もあったが、市場では海外投資家が足元で中小型株投信を解約しているとの観測がくすぶっている。上値の重さも相まって、個人投資家を中心とした利益確定売りがじわりと優勢になった。
 
主要企業による2018年3月期決算の発表を控え、輸出企業を中心に保守的に見積もった今期予想を示すとの見方が強まっている。
決算発表後の株価下落を警戒する雰囲気があり、流動性が低い中小型株の持ち高を減らす目的で売りを出す投資家が多い。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で527億円、売買高は8464万株だった。
値上がり銘柄数は342、値下がり銘柄数は298となった。
 
個別では、麻生フオームクリート、ナカボーテック、シダー、ACKグループ、アプライドなど10銘柄が年初来安値を更新。ディーエムソリューションズ、大村紙業、サカイホールディングス、デュアルタップ、プロパストが売られた。
 
一方、小田原機器、栄電子がストップ高。ベクターは一時ストップ高と値を飛ばした。シベール、佐藤食品工業、銚子丸、ネクスグループ<6634>、サンデーなど8銘柄は年初来高値を更新。クロスフォー、アサカ理研、ベルパーク、ヒューマンホールディングス、ANAPが買われた。


 
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