兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
222円高と反発、NYダウ続伸を好感
東京株式(前引け)=222円高と反発、NYダウ続伸を好感
19日前引けの日経平均株価は反発、前日比222円82銭高の2万2183円53銭で取引を終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表後にNYダウが大きく持ち直したことを手掛かりに、相場の上昇を見込んだ海外短期筋による株価指数先物への買いが優勢だった。
FRBによる連続利下げの可能性は低下したとの見方から保険や銀行などへの買いが続くなか、原油高の一服もあって電力やガスの上げも目立ち、日経平均の上げ幅は300円に迫る場面があった。
 
ただ、為替が次第に円高に振れると輸出関連株の下押し要因となり、利益確定を目的とした売りも出るなど上げ幅は縮小、2万2200円近辺での値動きが続いた。
 
市場では「足元でドル・円相場が円高方向に振れたことで上げ幅を縮小しているものの、中小型株が比較的堅調に推移していることから、大型株から資金がシフトしているようだ」との声が聞かれた。
 
東証株価指数(TOPIX)は16.88ポイント高の1623.50だった。JPX日経インデックス400も反発した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆0441億円、売買高は6億1424万株だった。騰落銘柄数は値上がり1826銘柄、値下がり233銘柄、変わらず89銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、電気・ガス業、証券・商品先物取引業、繊維製品など全業種が上昇した。

個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株が高い。トヨタ自動車やホンダなど自動車株が買われ、ソニーFH、野村、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、任天堂、アドテスト、富士通、キリンHDも上昇した。
 
一方、ソニーやZOZO、NTTドコモ、京セラ、KDDIが安い。昭電工や安川電、東海カが下落した。
 
東証2部株価指数は反発した。前日比19.47ポイント高の6510.51ポイントだった。
出来高4703万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は122となった。
 
個別では、ストリームがストップ高となった。イトーヨーギョー、天昇電気工業、栗林商船、日本KFCホールディングスは年初来高値を更新した。ビットワングループ、パルステック工業、ウェルス・マネジメント、YE DIGITAL、テクノマセマティカルが買われた。
 
一方、インタートレードがストップ安となった。ウインテスト、JMACS、千代田化工建設、Abalance、ロブテックスが売られた。
 
a