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値下がり優勢、リスク回避ムード
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、リスク回避ムード

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreともに続落。東証マザーズ指数の終値は前週末比9.89ポイント(1.35%)安い720.47だった。米国と中国の対立を受けて新興企業市場もリスク回避ムードとなった。また、大幅な米利上げへの警戒を受けた5日の米ハイテク株安がグロース銘柄の下げにつながった。
国内の新興株の動向をみるうえでも、10日に発表される7月の米消費者物価指数(CPI)が焦点との指摘があった。米CPIについて「インフレのピークアウトを示唆する結果が出るかどうか、不透明感が強い。発表後の相場展開も読み切れず、持ち高調整の売りが出やすい」と話していた。
営業利益率が鈍化したJIGSAWが下げた。フリーも安い。一方、クラシコムやシンバイオは上昇した。
 
値上がり銘柄数116、値下がり銘柄数338と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、シンバイオ製薬、HOUSEIがストップ高。LAホールディングス、アドバンスト・メディア、リックソフト、パワーソリューションズ、I−neなど10銘柄は年初来高値を更新。サイジニア、フォースタートアップス、サークレイス、シリコンスタジオ、デコルテ・ホールディングスが買われた。
 
一方、ニフティライフスタイル、キッズウェル・バイオ、ソレイジア・ファーマ、unerry、グッドパッチなど7銘柄が年初来安値を更新。すららネット、WDBココ、JIG−SAW、M&A総合研究所、Chatworkが売られた。
 
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