反発スタート、米株価指数先物相場が上昇
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株価指数先物相場が上昇
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12月相場入りとなった1日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比190円58銭高の2万6624円20銭。一時、200円を超える上昇幅になった
前日に続き利益確定の動きが先行する展開と思われたが、切り返しに転じた。日経平均は11月の月間上昇幅が3456円と記録的な上げ相場となったことで目先はその反動が出やすい状況にあったが、前日の調整で過熱感が薄まったとみられる。
前日の欧米株市場は総じて下値を試す展開となっており、米国株市場では新型コロナウイルスの感染拡大や米中摩擦懸念からNYダウが270ドルあまりの下落となったがナスダック総合指数は底堅さを発揮していることや、外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることがポジティブ材料となっている。日本時間1日朝の米株価指数先物相場が上昇していることを手掛かりにリスクをとる動きが先行している。
個別では、ソニー、ファナック、ソフトバンクGが高く、トヨタ、東エレク、ダイキンは堅調となっている。半面、富士通、富士電機、日立がさえない。