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NYダウ175ドル高、ハイテク株買われる
【市況】NYダウ175ドル高、ハイテク株買われる

4日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比175ドル48セント高の2万5239ドル37セントと昨年12月上旬以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。
 
朝方は売りが先行し、ダウ平均は80ドル超下げる場面があった。新規の手掛かり材料を欠いたほか、相場が上昇基調にあった反動で、目先の利益を確定する目的の売りに押された。金融政策を見極めるうえで、週後半に予定されるパウエルFRB議長ら金融当局者の発言を確認したいとのムードもあった。
ヘルスケアやエネルギー株が相場の重しとなり、ダウは軟調に推移。ヘルスケアではユナイテッドヘルス・グループやファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが売られた。原油相場の反落を背景に、エクソンモービルなどエネルギー株も安かった。
 
午後に入ると、ハイテク株がけん引しダウはプラス圏に浮上。この日引け後に発表されるグーグル親会社アルファベット決算への期待が高まり、同社株が買われた。マイクロソフトやアップルなど他のIT大手もつれ高となった。
 
ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。「相場上昇の勢いが強く投資家心理が強気に傾いた」との指摘があった。
 
 
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
 
ナスダック総合株価指数は反発し、同83.668ポイント高の7347.536と昨年12月上旬以来の高値で終えた。
 
 
個別では、バッテリー技術のマックスウェル・テクノロジーズ(MXW)は、電気自動車のテスラ(TSLA)による買収に合意し、急騰。ピザチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナル(PZZA)は、アクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが2億ドル出資したことが明らかとなり上昇した。PCメーカーのデル(DELL)は、ポール・シンガー氏率いるエリオット・マネジメントが持分比率を引き上げ買われた。
 
一方で、昨日開催された全米フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦であるスーパーボウルの視聴率が振るわず、メディアのCBS(CBS)が売られた。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
25,239.37+175.48
S&P500種
2,724.87+18.34
ナスダック
7,347.536+83.668
NY金(ドル/トロイオンス)
1,319.30−2.80   
NY原油(ドル/バレル)
54.84−0.42
円・ドル
109.86 - 109.87z+0.03
 

【シカゴ日本株先物概況】

シカゴ日経平均先物は反発した。
3月物は前週末比85円高の2万0880円で引け、4日の大取終値を30円上回った。米株がハイテク株主導で上昇し、日経平均先物も買われた。前週末に出た好調な米経済指標を受け、円安が進んだことも支援材料となった。

この日の3月物高値は2万0895円、安値は2万0740円。

シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
20880 ( +30 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
20890 ( +40 )
( )は大阪取引所終値比



【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7034.13(+13.91)
FTSE100種総合株価指数は方向感を欠いた展開の中を小幅続伸し前週末の終値に比べ13.91ポイント高の7034.13と、12月上旬以来2カ月ぶり高値を付けた。
構成銘柄の6割近くが上昇した。午後には一時下落に転じる場面もあった。
 
個別銘柄では、時価総額の大きい石油のロイヤル・ダッチ・シェルと酒類のディアジオの買いが株価指数を押し上げた。原油相場は午後に下落に転じたものの、ロイヤル・ダッチ・シェルは買いが続いた。ディアジオは、ドイツ銀行が株価目標を引き上げたことが好感された。
シティグループが投資判断を引き上げたWMモリソン・スーパーマーケッツも上昇した。ソフトウエア開発のセージ・グループの値上がりも目立った。航空のイージージェットは、同業のライアンエアーの赤字決算を受けて下がって始まったが、午後には小幅高に転じた。
 
一方、たばこと医薬品、鉱業関連株は売られた。資源商社のグレンコアは、アナリストによる株価目標の引き下げなどが響いた。梱包材メーカーのスマーフィット・カッパ・グループは2.4%安と値下がりも大きくなった。
英たばこ大手インペリアル・ブランズは2.1%安。アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの民間医療サービス最大手NMCヘルスケアと英広告大手WPPはそれぞれ1.6安とふるわなかった。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11176.58(-4.08)
ドイツ株式指数(DAX)は小反落した。終値は前週末と比べて4.08ポイント安の11176.58だった。
 
個別では、鉄鋼のティッセン・クルップと自動車のフォルクスワーゲン、ダイムラーの値下がりが大きくなった。
一方で、オンライン決済サービスのワイヤーカードは13%高。一時は23%近く上昇した。同社株は前週に不正取引の疑いが報じられて以来、急落していた。会社側が4日、不正に関する決定的な証拠は見つからなかったと発表したことから、買い戻された。医薬・化学大手の独メルクの上げも目立った。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5000.19(-19.07)
 
 
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