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「ESGはお題目」
「ESGはお題目」
「ESGはお題目」
 

火曜の日経朝刊「スクランブル」の見出しは「ESG投資、変調の兆し」。
2016年以降ESGに率先して取り組んできたカルパース(カリフォルニア州職員退職者年金基金」。
運用資産39兆円。
日本への投資残高は約1兆円。
トヨタに気候変動対策を要請したのは昨年だった。
ところが来年1月ESG投資を手動してきた理事が退任。
後任はESG反対派が就任するという。
役員選挙で台頭したのは「ESGは加入者に恩恵をもたらしていない。
カルパースの投資収益がESGによって抑えられている。
そして退職者の年金生活を脅かしている」。
たばこや火力発電などの企業への投資の自粛よりも、求めるのは「投資リターン」ということ。
ならば理念先行の投資よりもリターン重視のシナリオ。
相場を理念で乗り切ろうなんて姑息な手段は学者の世界の話。
実務家は当然「リターン重視」でなければならないのは自明の理だ。
「ESGだから収益があがるのではない。
ESGは企業継続の最低条件だ」。
長年言い続けてきたことが実証されてきたような気がする。
相場はお題目ではないのである。
欲望に裏打ちされたマネーの鉄火場である以上、学者のような悠長さは敬遠されるべきだろう。
 
《兜町ポエム》
 
「恋人が銘柄(恋人がサンタクロース)」
 
昔となりのおしゃれなお姉さんは
クリスマスの日に私に言った
いずれ時間が経てば相場が街にやってくる
ちがうよそれは教科書だけの話
そう言う私にウィンクして
でもね投資家になればあなたもわかるそのうちに
恋人が兜町
本当は相場りーマンショック追い越して
恋人が相場
値の高い銘柄
株の街から来た
 
「真冬のマーケット」
 

真冬のマーケットはまるでおばけの群れのようさ
ネガティブな声しょって空へ濃いで行く
一番ダメな銘柄に私は願をかける
悩んでるこの頃抜け出す気持ちで
 
次のいい波は真っ先につかまえてよ
テーパリングもリスクオフも
笑い話さそのうち
 
瞳を凝らし見つればチャートは底を蹴った
思わず微笑むと株価が上がるの
 
次のいい波は必ずつかまえるよ
塩漬けの山も消費増税も
笑い話さそのうち
 
ゆきずりの荒れた相場で材料を見つけたなら
すぐ買ってそこには明日があるから
私とマーケットはまるでおばけの群れのようさ
Take Offの高鳴りを値動きに感じる


(櫻井)

 
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