難航か、米中の歩み寄り。
【為替】難航か、米中の歩み寄り。
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24日の東京外国為替市場は、米ドル円が低調だった。
理由は米中貿易対立の激化により、リスク回避の流れが強まっているからだ。
特に市場が懸念しているのは、両国のハイテク産業の覇権を巡った貿易戦争の新たな展開である。
詳しくは、米政府による中国通信機器大手ファーウェイへの輸出規制(後に一部緩和)なのだが、このことはハイテク産業の育成を推進する中国側も安易に引くことができないため、対立は長期化するだろうとの懸念が広がっているわけだ。
というわけで、来週も米ドル円の下落基調と予想する。
下値の目処としては5/13安値109.015円だろうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]