兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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方向感の出づらい展開か
【オープニングコメント】
方向感の出づらい展開か
 
12日の日経平均株価は小動きで方向感の出づらい展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3200円-2万3400円。
11日のNYダウ工業株30種平均は小幅続伸し、終値は前週末比10ドル高の2万7691ドルと連日で過去最高値を更新した。
11日はベテランズ・デーの祝日で債券・為替市場が休みだった。
外国為替市場で円相場が1ドル=109円近辺と最近では円安水準で落ち着いており、輸出関連株の買い安心感が意識されやすい。一方、香港情勢の緊迫化は投資家心理の重荷になりそう。日経平均は年初来高値圏とあって上値を試す展開は見込みにくく、前日終値(2万3331円)近辺で推移するだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比70円高の2万3370円だった。
日米とも短期筋を中心にリスク選好の買いが優勢な状況は続いている。朝方の日経平均は先物主導でやや強含む場面があるだろう。
 
日経平均のチャートでは、2営業日連続で始値が終値を下回る「陰線」となっている。最近の一方的な株高を受け、次第に利益確定売りの圧力が強まっているとも受け取れる。朝高後は下げに転じる場面も考えられるだろう。
 
日程では、国内は清水建や鹿島、富士フイルム、SMC、日産自などが2019年4〜9月期決算を発表する。日本工作機械工業会は10月の工作機械受注(速報値)を公表する。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ビーアールホールディングス <1726>
上期経常が5.9倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
 
■サニーサイドアップ <2180>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ウィル <3241>
1-9月期(3Q累計)経常が2.3倍増益で着地・7-9月期も3.8倍増益。
 
■ソフトマックス <3671>
1-9月期(3Q累計)経常が2.9倍増益で着地・7-9月期も3.8倍増益。
 
■メディカル・データ・ビジョン <3902>
今期経常を30%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■イノベーション <3970>
今期経常を2倍上方修正。
 
■エーアイ <4388>
上期経常は一転11%増益で上振れ着地。
 
■構造計画研究所 <4748>
7-9月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■旅工房 <6548>
上期経常は2.3倍増益・通期計画を超過。
 
■天昇電気工業 <6776>
上期経常は32%増益で上振れ着地。
 
■AKIBAホールディングス <6840>
上期経常は黒字浮上で上振れ着地。
 
■日本リビング保証 <7320>
7-9月期(1Q)経常は78%増益で着地。
 
■NEW ART HOLDINGS <7638>
上期経常は2.6倍増益で上振れ着地。
 
■JMS <7702>
上期経常が61%増益で着地・7-9月期も50%増益。
 
■中央化学 <7895>
上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期は5.5倍増益。また、20年3月期第2四半期報告書で、継続企業の前提に関する重要な疑義の記載を解消。
 
■セレスポ <9625>
上期経常は18倍増益・通期計画を超過。
 
■シイエム・シイ <2185>
今期経常は11%増で3期連続最高益、8円増配へ。
 
■三重交通グループホールディングス <3232>
上期経常は27%増益で上振れ着地。
 
■ハーバー研究所 <4925>
上期経常が45%増益で着地・7-9月期も40%増益。
 
【主な経済指標・スケジュール】

【国内】
 
 12(火)
10月マネーストック(8:50)
10月工作機械受注(15:00)
30年国債入札
《決算発表》
日産自、日揮HD、鹿島、清水建、クラレ、日医工、大塚HD、浜ゴム、加藤産業、ヤクルト、タクマ、メニコン、山善、クレセゾン、協エクシオ、パーソルHD、GMOPG、ユーザベース、そーせい、ペプチド、富士フイルム、タカラバイオ、太平洋セメ、JFEHD、DOWA、SMC、ハーモニック、CKD、九州FG、NOK、タカラトミー、大日印、セイコーHD、イオンFS、ソニーFH、住友不、近鉄エクス、GMO、ニチイ学館、宝HD、カネカ、ユニバーサル
 
【海外】
独11月ZEW景況感指数(19:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ、DRホートン
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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