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36円04銭安と小反落。売り優勢も前やや下げ渋る
東京株式(前引け)=36円04銭安と小反落。売り優勢も前やや下げ渋る
22日前場の日経平均株価は反落した。午前の終値は前週末比36円04銭安の2万3772円02銭だった。
朝方は、円高止まりが重しとなり、売りが先行した。その後、上げに転じる場面もあったが、株価指数先物売りを交えて再度軟化し、一時2万3697円81銭(前週末比110円25銭安)まで下押した。一巡後は下げ渋ったが、前引けにかけて小安い水準で推移した。
 
米暫定予算が20日午前零時(日本時間20日午後2時)過ぎに失効し、米政府機関が一部閉鎖されたが、22日未明(同22日午後)には与党・共和党が上院でつなぎ予算の採決に進む見通しで、その行方を見極めたいとの空気もあり、手控え気分となった。
 
外国為替市場で円相場が1ドル=110円台後半に高止まりしていることを嫌気し、トヨタやホンダなど自動車株が売られた。一方、米長期金利の上昇でMS&ADなど保険株や証券株が買われ、指数を下支えした。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2027億円、売買高は7億1259万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は998、値上がりは958、変わらずは107だった。

個別銘柄では、日経平均株価への寄与度の高いファストリや東エレクなど値がさ株の一角も下落した。三菱電やSMC、日電産が下落した。三井金属、住友金属鉱山など非鉄株が売られている。
一方、任天堂やセコム、JTは上昇した。2月14日を基準日として1対3株の株式分割を実施すると発表した北の達人コーポレーションはストップ高カイ気配。このほかに、日本たばこ、川崎重工業、オリックスは堅調推移となっている。
 
東証2部株価指数は前週末比73.15ポイント高の7668.98ポイントと続伸した。値上がり銘柄数は286、値下がり銘柄数は172となった。
個別では、星和電機がストップ高。JESCOホールディングス、富士ピー・エス、森組、ソルコム、ベネフィット・ワンなど31銘柄は昨年来高値を更新。アライドテレシスホールディングス、浅香工業、スリープログループ、三精テクノロジーズ<6357>、富士通コンポーネントが買われた。
一方、杉村倉庫がストップ安。アサヒ衛陶、櫻島埠頭、安川情報システム、タクミナ、トーソーが売られた。
 
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