反発に期待したいところ
反発に期待したいところ |
売りの洗礼を浴びるのもCTAによるアルゴリズム売買の影響が反映されたがゆえと思われる。きょうの日中足(5分足)をみると寄り付きから大引けにかけて、まさに“つるべ落とし”の下げで、ほとんど抵抗なく水準を切り下げている。
今日は大きく下げはしたものの、2万2000円は下回らず、25日線(2万1972円、12/4時点、以下同じ)も割り込まなかった。
その意味では、スピード調整の一環とも言える。今晩の米国株が大幅安となっても、ネガティブ影響は織り込み済みであるだけに、明日はそれなりの反発に期待したいところ。25日線を意識しつつ、早々に5日線(2万2280円)より上を回復できるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
22710.00 均衡表雲上限(日足)
22710.00 均衡表基準線(週足)
22575.97 13週移動平均線
22568.16 ボリンジャー:+2σ(25日)
22566.04 75日移動平均線
22531.71 26週移動平均線
22337.84 均衡表雲下限(日足)
22324.91 均衡表雲上限(週足)
22311.10 200日移動平均線
22280.66 均衡表転換線(週足)
22270.36 ボリンジャー:+1σ(25日)
22225.65 6日移動平均線
22036.05 ★日経平均株価4日終値
21972.55 25日移動平均線
21971.09 均衡表転換線(日足)
21879.80 ボリンジャー:-1σ(26週)
21867.34 均衡表基準線(日足)
21700.55 ボリンジャー:-1σ(13週)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21674.75 ボリンジャー:-1σ(25日)
21376.95 ボリンジャー:-2σ(25日)
21227.90 ボリンジャー:-2σ(26週)
21184.60 新値三本足陰転値
21079.15 ボリンジャー:-3σ(25日)
昨日に終値ベースで上回ったばかりの75日線に加え、200日線や5日線も下回って引けた。ローソク足は上下のひげが極めて短く胴体の長い「陰の丸坊主」に近い形状となり、明日以降の弱地合い継続が警戒される。
ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線付近まで下げた。5日終値が中心線を下回れば、昨日の一時+2σ超過をピークとした下落トレンドが示現し、目先は下値を探る流れが強まるリスクに留意したい。
RSI(9日)は昨日に過熱圏手前の77.29%に上昇したが、本日は63.47%へ急低下。このまま50%を割り込むとRSIの20%付近までの低下とともに、日経平均は調整色を強めよう。
【東証1部に指定】
銘柄 (4日大引け後発表分)
南陽 <7417> [東証2]
東証は12月11日付で東証1部に指定する。